すれ違い 忘れ 思い 蔑む。
すれ違い 忘れ 思い 蔑む。
すれ違い ずれ 切れ 慎む。
すれ違い ずれ 切れ 慎む。
最後の夜に、最後の準備。
最後の準備は、最後の夜に。
すれ違い、すれ違い、すれ違い、
思い出し、思い出されて、思い出す。
「あの、これ落としましたよ。」
『あぁ、有り難う御座います。』
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秋晴れの日には必ず起こる。
あの事件。
秋晴れの日には必ず来る。
アイツ。
秋晴れの日には必ず起こす。
あの事件。
秋晴れの日には必ず行く。
ワタシ。
雨が降ると起きない。
雨が降ると来ない。
理由なんて知らねーよ、
アイツの考えなんて知りたくもねーし、
雨が降ると起こさない。
雨が降ると行かない。
理由は特にないわ、
アナタの考えは私にしか分からない、
秋晴れの考え、
秋雨の考え、
キミと キミと キミ。
ふふ、私には手に取るように分かるの。
なんてセリフは飽きたけど、
全てオミトウシ。
アナタと アナタと アナタ。
私アナタの後ろにイマス。
ワタシのカンガエは
カンガエてからワタシなの。
ムズカシイ?
そう、ムズカシク、カンガエては、ダメよ
カンタンに、
ワカリやすく、
ワタシ伝えます。
アナタの、しょーめん、だぁーれ?
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忘れたくても忘れられない
あの歌は。
記憶には無いのに。
ピアノの前では弾いている。
あの歌は。
歌詞も覚えてないのに。
ピアノの前では弾いている。
あの歌は。
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やわらかな光が私のトゲトゲを包んだ。
『棘なんて丸くしてしまえば良いものよ』
『だって無理に取ると傷がつくでしょ?』
やわらかな光が私のトゲトゲを包んだ。
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高く高く
高く高く
もっともっと
高くから落とす。
ボキリという音は飽きた。
それ以上の物を求める。
高く高く
高く高く
もっともっと
高くから落とす。
グシャリという音も飽きた。
それ以上!!!
高く高く
高く高く
地面がひっくり返る
あの瞬間。
歪む顔が忘れられない。
なんと美しくなんと誇らしい物か、
私の死に方は貴方によるの、
貴方の生き方は私によるの、
さあ、私の為に、◯◯◯。
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