鳥のように、羽根を伸ばし体を休める。
鳥のように、空を飛び心も休める。
のびのびと過ごす空の旅は我を忘れる。
ほーっと息を吐き、心が何かで満たされていく。
海の音は、何処かで聞いた子守唄。
「そろそろ行きますか」
海を歩いてあの頃へ戻る。
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さようならを言う前に後ろを振り返って。
ここは、どこか知らない美しい街でした。
そんな街に住む少女と、少年のお話しでした。
エピローグ
前を向いて歩いていた。
まっすぐ前を向いて
ふっと思った
「どうして前を向いていたのだろうか」
そっと振り返って見た。
今までの物語がガラリと変わった。
人間になりたいロボットの彼は居場所をなくし
ロボットになりたい人間の彼女は我を失った。
今までの世界が壊れる。
もう一度、あの幸せな世界を見るには…
前を向き続けなければならないのか。
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AI世界の君と僕より
空模様。
今日は雨。起きたときから気分は最悪。
「あーあ、雨やん。気分下がるー」
「はーぁ、頑張るか」
行ってきます。
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鏡、鏡、
割らなきゃ、割らなきゃ、
鏡、鏡、
どこ、どこ、
お家に帰りたいよ、早く帰りたいよ、
誰かいるの?私はどこなの?
ねぇ、ねぇ、私はどこなの?
鏡、鏡、
割らなきゃ、割らなきゃ、
私の為に、皆の為に、私が、割らなきゃ。
鏡、鏡、鏡、
割らなきゃ、割らなきゃ。
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夏目友人帳より
いつまでも捨てられないもの
過去の記憶。
俺はあのとき何になれただろう。
水が落ちて波紋となって広がってく。
私はあのとき何になれただろう。
誰かに褒められたかったのかな?
僕はあのとき何になれただろう。
解らない。 ❧