戯引輪 昏伴

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10/20/2022, 10:16:41 AM

始まりはいつも出会いから。

10/18/2022, 10:05:52 AM

秋晴れは、すなわち郷愁に他ならない。遥かに遠き青春と、白く燃え尽きた夏。
人生はいつも秋口にあって、晴れと曇りを繰り返す。
晴れて、太陽が顔を出しているときでさえ、空気は陰鬱な冬を想起させ、明日の曇り空が訪れる。
重苦しい雲は、残酷な子供の持つ棒が蜘蛛の巣を絡めとるように、私の心を引っ掻き回し、捉え、辺りに打ち捨てる。
畢竟、秋晴れを見る時、既に冬の訪れは定まっているのだ。

10/15/2022, 11:33:06 PM

鋭い眼差しが、ピアノから放たれた。すなわち、その漆黒の輝きは俺を繋ぐ桎梏となり、吸い寄せられるように指が鍵盤を叩き始める。
まだ空き巣の途中なのに。

10/14/2022, 9:45:38 AM

子供のように、時には過ごしたい。
小さい頃は、よくかかと歩きをしたものだ。

10/12/2022, 10:02:01 AM

放課後という時間は、あまり好ましくない。
結局のところ、それが放課後だと思っている間は、学校の呪縛から逃れられないのだから。

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