勿忘草(わすれなぐさ)⇽ナンソレ
私はとある図鑑を見ていた。
『ねぇ颯太!勿忘草っていうの欲しい!』
『勿忘草?なんで?』
『今図鑑でみたの!食べたら忘れないのかなぁ!!』
『そんな訳ないだろ』
颯太は呆れたと言わんばかりの顔をしている。
『え、あ、そうなんだね!いや〜ショックゥ〜』
確かにそんな都合のいい草なんてあるわけないよな。
なんで、なんで今なの?
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解離性健忘ってしってる?少しずつ記憶が消えてくの、
これじゃあ颯太の事忘れちゃう……そんなの嫌ッッ
なにかいい方法はないの?!……!図鑑?
"わすれなぐさ?"
ブランコ
『遅いなぁ』
あの暑い夏の日
よく遊んだ友達とよく遊ぶ公園で遊んだ。
仲良かったAは明るくて正義感あるいい子だった。
夏があけて秋になり始めた頃ニュースをみた
近所の交差点で交通事故が起きたって、
顔が見るに堪えないほどぐちゃっと潰れて身元不明になってしまった死体と猫がいたそう。
お母さんはそれを見るなり『怖いわね…あの交差点公園行く時使う道じゃない?あんたには申し訳ないけど外出禁止で、』
酷いじゃないか。またAと遊びたい。僕はよく遊ぶ公園に向かった。いつも来ているAがいない。
『あーあ、つまんなぁい』
僕は黒猫を撫でて呟く
『遅いなぁ』
あなたに届けたい
僕は、変われました。
それは貴方がいたからです。
だから今まで伝えたかった事を言います。
ありがとう
この言葉は天国にいる貴方に届けたい
天国で待っててくれますか?
l LOVE...
『…、っあ〜ッッやりたくねぇぇ!!?』
『○○くんって他の教科は85~90近いのに
英・語は10点代だよね』
██ は俺の幼なじみで巫山戯んなってほど頭がいい
『放課後まで英語の宿題って本当██は〜』
『…頑張ったからジュース買ってきてやるよ』
ガラガラ
██は教室をでた。
カチッと俺はスマホの写真ホルダーをみた。
『昔の██は可愛かったのにな〜今じゃ少女漫画のイケメンじゃん?!はぁ、』
俺は写真にむかって
『・・・、I love you〜なんて』
???『///』
追記
今回はぁ、物語風だお☆(?)
街へ
暗く肌寒い夜の時間
ひとつの灯火が街中に広がり
心温まる思い出になるでしょう