6/22/2024, 4:32:28 PM
日常、と言うのは。
どこからどこまでのことを言うのだろうか。日常でない部分と言えば、非日常になる。
では、いつもの通学路で猫を見掛けたとして。最初は確かに非日常かもしれない。しかし、それが毎日続けばいつしか日常になる。
気が付けば、勝手になっているのだ。変わっていることも知らずに、私たちは今あるものを日常と呼んでしまう。
不変的なように思えて、私たちの日常は今この瞬間も、変わり続けているのかもしれない。
認識の外で、捨ててしまったものがあるかもしれない。知らぬうちに入り込んでいるものがあるかもしれない。
苦しいことが当たり前になってしまっても、楽しいことに飽きてしまっても自分で気付く事は難しく、また、気付かぬ振りをせざるを得ない事もある。
なにかが1つ崩れてしまえば、その日は日常とは呼べなくなってしまう。そんな無意識の恐怖と、戦っているのだ。
6/21/2024, 3:34:24 PM
私の好きな色は黄色。だと思ってた。
だって昔は自己紹介の時とか、流行ってたプロフィール帳とかで好きな色を聞かれるから、とりあえず黄色って答えてた。
名前が向日葵に似ているからっていうのもあったけど。ても、嫌いじゃない。明るくて、きらきらしてて。
今は、分からない。推し色だから水色、の時期もあった。独自性が欲しくて浅葱色、って時もあった。
でも実際、何色でも良かったんだよね。心打たれる色なんて沢山あるんだから。
ふとした時の空の色、誰かの描いた絵の色、その辺に咲く花の色…グラデーションにしたら無限にもあるような大量の色のなかで、たった一つのそれを良い、好きだって思える自分でいたい。
その出会いを大切にしたい。
全部を好きだって言いたい。
だってその時にしか出会えない色なんだから。
色の見え方は、人によって違う。
だからこそ自分にしか見えない色がある。
と、私は信じている。