真っ白な頃に
誰か教えてほしい
私のことを
誰か教えてほしい
真っ白だった頃の私を
いつからか何が私がわからなくなった
何が本当の気持ちなのか何が嘘なのか
嘘で塗り固められた私
心の奥の叫びは聞こえそうで聞こえない
この嘘を洗い流せたら
少しは楽になるのだろうか
あー考えるのも疲れた
私は何が好きなの?
望まれた答えしか用意していない私に私が本当に好きなものなど知らない
周りの期待している私しかわからなくなった
肝心なところも全て私は知らない
ほんと自我がない
ありのままの自分を知りたい
やり直せるかな、まだ知れるかな
そんな疑問誰にもいえなくて
「どうしたらいいの」そんな私の声は風とともに消えていった
#花鳥風月
愛を知った私は
朝目覚めて支度をして家を出る。
朝は自分が虚しくなってくるから嫌いだった。私の家は両親が朝早くから仕事に行っていていなかった。みんなが「行ってきます」
と言っていることに憧れ、誰いない部屋に「行ってきます」と言って出てきたこともあった。学校であった楽しかったこと、悲しかったこと、嬉しかったこと、むかついたこといろんなことを話したくても誰にも話せなかった。両親は何不自由なく生活させてくれたけれど本当にそれだけ。愛をもらったことは?一緒に喜び合ったことは?
そんな私は温もりを知らないまま大人になり、人の愛し方がわからなかった。
だけど、これからは感じてみたい
愛というものを
貴方がその気にさせたのだから
桜が咲き始めた頃に出会った貴方に
温かく包み込んでくれる貴方に
私に愛というものを教えてくれた貴方に
私は恋をした。
とてもとてもおそい初恋を
#花鳥風月
岐路
何度だって自分の選んだ道を後悔しただろうか
「あの時あの決断をしなければ」と
決断した時には後悔する権利など捨て去っていたはずなのに
今日もまた小さな後悔をしながら進んでいく
いつかこの道を選んでよかったと思えるまで私は進んでいく
#花鳥風月
ずっとあのまま
貴方にこの気持ちを伝えなければ
この関係が崩れることはなかったのかな
止めることができなくて溢れていった私の恋心、どこにも行き場がなくて
貴方と一緒によく帰っていた道
1人帰路に着く。
綺麗な星空が今は私のことを惨めだと嘲笑っているように光っていて、、、
あの関係に戻りたい
私の気持ちを強引に奥にしまって
もう後悔しても遅いのか、、、
#花鳥風月
雪の力
キラキラしていて綺麗
汚れている心が洗われていく
雪が降ると暖かい気持ちになる、外は寒いのに、
たくさんの地域にゆきがふれば世界は平和になるのかな
#花鳥風月