10/22/2024, 2:46:02 PM
君が
ゆっくりと
僕の肩に
頭を乗せてくる
月が水面に
映り月光が揺れて
金の船を浮かべた様
君の髪の香りが
ふわりと香り
僕の心を揺さぶる
僕は君を見つめ
月光に照らされ
ながら
そっと唇
重ねる
10/21/2024, 12:59:05 PM
ふっと
目が覚める
あまりの
寝付きの悪さに
ため息が出る
煙草に
火を付けて
煙を吐いて
アイツが言った
言葉想い出す
アイツが
僕に投げ付けて
来た言葉
お前はあの娘
には合わない
思い出しただけで
腹が立って仕方ない
何故
あんな事言うんだ
アイツも
あの娘の事
好きなのか
いきなり無気に
なりやがって
訳が分からないよ
窓を開ければ
冷たい冬の風
闇の中に入る風
もう僕には
望みは叶わない
のか
10/20/2024, 11:28:49 AM
暗い部屋
電気を付ける
ベッドに倒れ
込んだ
部屋の明かりが
滲んで
涙が溢れる
後輩の彼が
あの人なんて
思いもしなかった
ずっと前から
好きだった
あの人にとって
私はただの同僚
明日からは
あの人を
まともに見れない
10/19/2024, 2:16:38 PM
今夜の夜は
冷える
風が
容赦なく
吹き付ける
煙草を
持つ手も
震える
空に
沢山の星が
輝く
君は何時に
なったら
来るのかな
僕に
風が音を立てて
ぶつかる
僕は
淋しさで
心が震える
たぶん
君は来ない
10/18/2024, 12:23:27 PM
君と歩いた
この道
落ち葉
舞い散る
久しぶりに
歩く
この道
坂の上から
見える
景色
君は
この場所が
好きだった
変わらない
この景色
時々
風が吹く
カサカサと
木の葉がなる
一人
立たすむ
この場所は
初めて
君に触れた
場所
あの日も
今日と同じ
秋晴れだった
悔やんでも
悔やみきれない
君との別れ