君の目から
涙一粒流れ
落ちる
僕は気づかない
振りしてる
君は目が合うと
笑い掛けて
くれるけど
その笑顔が
寂しげで
僕は
その顔に
胸が痛む
冬の星空
ガラスの欠片の
様に輝く
君の心には
幾つ傷があるの?
誰が傷付けたの?
僕は
君を抱きしめ
たくて
手を伸ばした
けど
君が壊れそうで
出来なかった
君は知られたく
無いんだね
君が話して
くれるまで
僕は君の涙も
心の傷も
気付かないふり
するよ
君を傷つけた
奴を許せない
けどね
僕は
どんな時だって
君の味方だよ
1枚の枯葉
木から舞い
降りる
僕の前に
大きな木
そびえ立つ
裸になった木を
僕は見上げる
生きていれば
色んな事があるさ
傷付き
裏切られた
事もある
悔しい思いも
した
嬉しいことも
あった
僕は色んな
様々思いを
してきた
なあ木よ
お前達は
季節が変わる度
違う姿を見せる
お前達は
人の人生に
似てるのさ
地に根を張り
困難に立ち向かう
人も
色んな事で困難に
耐えてるんだ
目の前に
そびえ立つ
大きな木
僕もしっかりと
踏ん張って
歩いて行く
どんな困難も
乗り越えて行くよ
赤く染る冬空
僕は君を抱き
しめる
炎の中に居る
様に
僕と君が
真っ赤に
染る
君は目を閉じて
僕の胸の中に
顔を埋める
この世界の中で
君と出逢えた事
僕は幸せだと
思う
夕日で染る
冬空は様に
僕の心も
赤く染る
生まれ変わっても
君と出逢いたい
この場所で
待ち合わせ
したね
あの頃と
変わらない
景色
君と
手を繋いで
歩いた
イチョウ並木
イチョウの葉が
懐かしむ様に
落ちくる
君と過ごした日々
僕にとっては
大切な日々だった
この場所に来ると
思い出す
君の笑顔と
君と過ごした
日々
僕は
イチョウの葉が
落ちてくるのを見てた
この場所には
僕一人
朝日が照らす
この場所は
誰も居ない
君は
僕の隣に
もう居ない
音を立てて
風が吹いて
窓がカタカタ
と揺れる
風が
ヒューヒューと
鳴り響く
貴方を失って
寂しいよ
悲しいよ
真夜中のクリスマス
貴方と飾った
クリスマスツリー
涙で見えない
風が悲しく
鳴り響く
貴方を失った
私に取って
辛い夜