《ずっとこのまま》
君を亡くしてから
ずっとこのままでいいと思ってた
どんなに辛くても苦しくても
君を忘れたくない
それから何年が過ぎただろう
毎年、お墓参りに行くと君の両親に会う
「ありがたいが娘のことは忘れて前に進みなさい」
何度言われた事か
進める訳がない君を置いて
夢を見た
久しぶりの君が僕の目の前に居た
他愛もない会話
ゆっくりとした時間
幸せだった
ずっとこのままでいたい
君と一緒にいたい
なのに……なのに……
「私の事は気にしないで前に進んでほしい。貴方の人生を楽しんでこちらに来た時に話しをして、楽しみにしてる」
君はそう最後に言って
僕は目が覚めた
わかったよ……君がそう言うなら
少しずつ前に進んでいくよ
それまで待ってて
《寒さが身に染みて》
この街で1人
寒さが身に染みる
故郷にいる
家族や友達の事を
思い出しては
心が暖かくなる
《20歳》
ここまでで終わりにしよう
私は10歳の時に決めた
人生のゴール
周りからしたら
何を馬鹿な事をって言われるだろう
なんでそんなに早く終わらせたいのか
理解されない
してほしいとも思わないけど……
いじめ・親のエゴ・先生の評価
助けを求めた手も振り払われる
誰も見向きもしない
1人で頑張ろうとしたけど
疲れた
よく言われる「若いから頑張れ」は
何も知らないから言える言葉
年齢なんて関係ない
頑張った結果疲れた
ゴールを決めたら楽になった
だってそこまで頑張ればいいから
20歳までは
辛く苦しい世界で頑張っていこう
《三日月》
私は三日月が好き
私は完璧を求められてきた
勉強(テスト満点&資格取得)
運動(部活動&選抜リレー)
ボランティア活動
身だしなみ
言葉遣い
習い事
友達関係……etc.
親は私のためと言う
私は息が詰まりそうで苦しい
完璧を求められても私は完璧に出来なかった
でも、完璧でなくては怒られる
ある日の夜
嫌になってこっそり家を出た
近くを散歩してすぐに帰るつもりでいた
何となく空を見た時
そこには綺麗に輝く三日月が目に入った
見とれていた私は
家を出た事がバレて怒られた
けれど後悔はしていなかった
満月から欠けて見える三日月に
完璧ではなくても輝けると
許された気がしたから
まだ、私は完璧を求められる
家を出るまでは
嫌になったらまた三日月を見よう
私は三日月が好き
こんな私でも良いと認めてくれている気がするから
《色とりどり》
僕の人生は白黒だった
色のある世界に僕はいけないと思ってた
些細なきっかけで僕の世界は色付いた
そして気づいた
皆それぞれの色の付いた世界で生きている事
色をつけるのは自分自身だと
同じ色はない色とりどりの世界
自分なりの楽しみ方で
人生を楽しんでみよう