卒業式が終わり、寮の部屋に鍵をかける、、、
既のところで聞いたお前の声。
部屋の中から聞こえたその声は、 名残惜しそうにこう言った。
「え〜?もう行くの?まだ居ても良くない?時間あるし。」
そのセリフは卒業式を終え、部屋の片付けをしていたときのものだった。
____________________________________
それから二年経ち、寮の鍵を部屋で見つけた。
しかしその寮はすでに使われなくなっている。
どうしようか一瞬迷った。
そして、処分する前にもう一度見に行った。
もう戻れない過去の出来事がありありと浮かんでくる。
そうすると、どうもいたたまれなくなった。
鍵をかけ、記憶に封をした。
もう二度とお前を失わないために、鍵を海の底へ隠しておいた。
あいつらと過ごした楽しい時間。
記憶の大半はそれで埋まってる。
けど、暗殺者なんてしてたら嫌な思い出もそりゃ残る。
他とは違う異様な雰囲気。
記憶の中の紛い物。
そこだけが綺麗な真紅に染まってる。
命を救うものであり奪うもの。
そんな矛盾をしている俺が一番の紛い物なのかもしれない。
顔が割れると中から宇宙が出てくる。
それは俺が変身したとき必ずなることです。
落ちた破片には「しらないひと」とジェンガをしたり、肝試しに行ったり
様々な夢の内容が詰まっていました。
いつでしたっけ?
鏡で割れている自分の顔を見たことがあるんです。
それは俺自身も思うぐらい奇麗でした。
顔がすべて割れると忘れてしまった記憶を取り戻せるかもしれない。
根拠はわかりませんがそんな気がするんです。
いつかやってみよう。
あ。でも、あいつが心配するかもしれませんね。
やっぱりやめときましょうか。
貴方はどうおもいます?
昔っからヒーローになりたかった。
やっと、やっとだ!夢が叶った!
同期の人はみんな優しい。最初はあんまり話せなかったけど。
任務で怪我をしたとき、心配してくれた。
俺よりも怪我がひどいはずなのに。
この人達といると気が楽になる。
だからこそ怪我をさせないように俺がもっと強くならなくちゃ。
俺に未来は見えないけど、いつか絶対に正義のヒーローになってみせる。
11月某日、三人で出かけることになった。
手袋をして、マフラーを付けて。どうやらカフェに行くらしい。
「ごめん!待った?」『今来たところなので大丈夫です』[早く行こうぜ]
『、、、ちょっと待って下さい』[何?]
『マフラーちゃんと巻いたらどうですか』
「確かに。それ寒いんちゃう?」
[巻き方わかんねぇんだけど]
『ちょっと貸してください」
[いいけど、巻けんの?]
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
『できました!可愛くないですか?』「リボンやんw似合ってんで」
[もっとマシなのなかったか?]
『俺はこれしかできないんで』
[やっぱ任せるんじゃなかったわ]『えぇ!ひど!」
そんなことをしてふざけていると冷たい風が頬を刺す。
「うわ、急に寒なったな」『ですね。早く行きましょう』
そう言ってカフェへの足取りを早めた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
私が書いているお話に共通して出てきている人たちって
既存のキャラクターなんですけど誰かわかりましたか?