10/2/2025, 8:33:59 PM
夏の暑さと共に
あなたは私の前から消えた
秋の涼しい風の音にかき消されて
あなたのいなくなる足音は聞こえない
あなたが近づいてきても
秋は私の邪魔をする
あなたが遠くに行っても
秋は私を守ってくれる
もう戻ってこないあなたのために泣く私を
秋は彼の足音を消して慰めてくれる
秋の奥で
消しきれなかった遠い足音が
まだ響いている
9/28/2025, 2:38:01 PM
永遠なんてないけれど
あなたと永遠を共にしたいのはいけないことか
永遠なんてないけれど
あなたは泣く私の背中を永遠さすってはくれないか
永遠なんてないけれど
別れを告げる時のあなたの顔を永遠と忘れられる日々は
いつ来るか?
永遠なんてないけれど
9/17/2025, 1:02:28 PM
ほどけかけた靴紐を
君がしゃがんで結んでくれた瞬間
世界は少しだけ
やさしく見えた
秋の風が頬を撫でるように
君の微笑みも
私の心をそっと撫でて
結ばれたのは靴紐だけじゃなかった
9/16/2025, 10:38:30 AM
夜空に問いかけても
風はただ通り過ぎるだけ
答えはまだ
掌の中には降りてこない
だけど
待つこともまた旅の一部で
迷うことも未来のかけらで
静かな胸の鼓動が
次の一歩をせかしてくる
答えはまだ
けれど、歩いている限り
必ずどこかで
私を待っている
9/15/2025, 11:39:58 AM
窓辺をすべる景色が
やけに柔らかく揺れている
手のひらに残る余熱は
まだ「さよなら」を信じていない
汽笛に似た胸のざわめき
過去を振り返るたび
未来へ背を押されるみたいに
足音が遠くへ続いていく
旅はいつも 少し寂しく
それでも光を連れてくる
涙と笑みをかばんに詰めて
私はまだ 進んでいく