冬晴 成

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6/2/2025, 2:41:26 PM

あの雨の日、1本の傘の中でした、2人だけの約束。「私ね、君のことがすき」
「僕も、すき」
「誰にも言っちゃダメだよ」
「2人だけの秘密だね」
あれから3年がたった今でも、僕はまだ、約束を守り続けている。

6/1/2025, 4:18:25 PM

雨が上がって、空が晴れて、水たまりができて、今日の朝が来た。雨のおかげで、髪の毛は重たくなったけど、乾いた心は軽くなったみたい。もう少しだけ、やってみよう。水溜まりを飛び越してみよう。もしかしたら、あの虹にも手が届くかもしれない。

3/31/2025, 1:24:53 PM

またね。空を削る大きなビルを見上げながら、心の中でつぶやく。今まで全くと言っていいほどに実感がなかったのに、こうしてみると、胸を掴まれたみたい。でももう僕は遠くの地に、夢をつかみに行くんだ。きっと帰ってくるから、またね。

2/26/2025, 10:22:21 AM

あの日、鉛筆で書き殴った僕の気持ちは、薄れていくけれど、消えたりはしない。
そう思って、また、今日の1ページをめくる。

11/18/2024, 2:45:47 PM

あ、みつけた。空の星。
遠くにあればあるほど光は薄く弱くなっていく、記憶の欠片。
それでも数え切れない瞬きがあって、消えることだけは永遠にない。
ふと見上げた瞬間、手を伸ばして、また、かき集めてみたくなる。
もう、届きはしないとわかっていても。

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