11/23/2024, 12:27:53 PM
落ちていく
どこまでも、
どこまでも、
もう
何時間たっただろう
目の前には
ただ
暗闇
いつ
叩きつけられるのだろう
もう
落ちているのかもわからない
堕ちていく
どこまでも、
どこまでも、
永遠に。
11/21/2024, 11:39:56 AM
今僕は交差点にいる。
右には僕の友達
左にはたくさんの小学生
目の前には僕の推しがいた。
推しに向かって走り出したとき、
ドサッ
と音がした。
見ると、友達が倒れている。
車のクラクションが鳴った。
見ると、小学生のかたまりに今にも車が突っ込みそうになっている。
僕はどうしたらいいんだ。
あなたならどうする?
推しを選んだ人は_
11/19/2024, 12:05:33 PM
もうすぐクリスマス。私の家では、子供の年の数だけキャンドルを灯す。子供が小さい頃はクリスマスケーキに立てていたが、10歳を過ぎてからは燭台を使うようになった。あるとき子供が言った。「ねえ、もしも私が大人になって子供を産んだら、お母さんたちはキャンドルを私の子供の数だけ灯すの?」私は言った。「もちろん違うわ。私にとっての子供はあなた1人、あなたは私の中ではずっと子供よ。」
今年は子供が60歳になった、記念すべき年。キャンドル屋さんで燃え尽きないキャンドルというものを見つけた。それを購入して家に置き、いざクリスマスパーティーだ。一本一本火を灯してゆく。いつもは火事を心配して消してから寝るのだが、今日は火を消すことが出来なかった。消しても消しても、また火が現れるのだ。仕方なくそのまま寝た。なんだか体が妙に暖かく目を覚ますと、キャンドルの火が燃え広がり、火事が起きていた。ところが火は消えないので、消防士も役に立たない。とうとう街中が火に包まれてしまった。
その火は今も消えていない。
これが太陽のできた物語。