僕らは 誰も 考えたことのない
君との暮らしを 思い付こう
まだ だれも だれも知らない
それが神様に 教えられた
形のないもの あいのしるし
きみとぼくの 思い出のなか
それは太陽が 僕らを包んだ
君と歩いた この街で見たもの全ての
あいのしるし
遠くで声がしてるよ
誰かが僕らを呼んでいる
夏草の香る 木陰の向こうに
誰かがそっと この世界を
愛していると 記しているから
僕は急に 会いたくなった
この世界がまだ続くにしても
あしたが僕らを おいていく気がして
だから大事なこと
だから約束しよう
忘れないでね
空が青いように
君とも透明で いれるから
遠くの空の 雲の切れ間からさした
太陽がまだ 綺麗だからさぁ
懐かしい響きのする
あの角を曲がれば 見えてくる
あなたと追いかけた 雲は流れて
あなたと会った場所へと
長い坂を下ればもうすぐだ
そこにあなたはいるかな?
会えない時間に 遮られた 二人が見上げた
都会の雲 吸い込まれる 夏の風に ふわふわり
さぁここへ 二人であった場所へ
さぁ息を吸い込んで そっと腕を広げて
風の声が響く
音がどこまでも流れて
さらさらと風が靡く
ジャングルジムに君が待ってた
遠くから
私を呼んでいる
風が運んだ
ときめきに
なぜだか 心から
溢れてくる優しさに
あなたを呼んでいる
いつだって この世界で
探している あなたの名前を
今でも 長いときを遡り
あなたを探している
音のない世界で
夜の境界で
ひかりが広がっていく
闇のなかで
あなたを探している
感覚も 仕草も 幻も
夢の中でも あなたを
今よ 終わらないで
そよ風に そっと 口づけを
別れ際でも 好きだといってよ
最初に出会った この場所で
自転車に 春のはなが少し散ったあとの
校庭を走り抜けた 夏の始まりを 予感させる
二人を 大人にさせた 季節を思い出す
あぁ 三年後 君はぼくを 思ってくれてるの?
あぁ 離れずに 君はそばで 笑ってくれるから
時間よとまれ まだ あの頃が
あの頃の余韻が 胸に残るなら
あぁ まだ 最終の バスに間に合うから
いかないで ずっと今は 息をするたびに
あの頃を思い出す ここにも春の風が吹く
時間が過ぎて 君といた 時間を思い出す
星が作った物語
二人が蒼のしたで
この夜を 祝福しよう
ぼくと君のあいの詩
まるで時間は
僕らの町を 静かに過ぎていく
さめわたった空気に
おまじないをしよう
これからの僕らは
白い奇跡の呪文で 約束しよう
めぐりめぐる日々に
君と二人 愛を詩にしよう
聖者が街に
鐘をならしにくる
行進の始まりさ
ここにもやがて
白銀の景色が
きみとぼくのストーリーが
紡がれる季節に
あいの言葉と
とっておきのプレゼント
100年続く お話にしよう