卒業式では離れがたくてあんなに涙を流していたのに
それぞれの人生を歩み
いつしか会うことも連絡することもなくなった

もう二度と会えないかもしれないのに
悲しさや寂しさは特に感じない
会いたいなぁと思うことはあっても
積極的に行動に移すこともない

もし再会したら
前のように戻れるだろうか？

大きな幸せは分かりやすいから
すぐ見つけられる

でも、小さな幸せはよく探さないと
見落としてしまう

小さな幸せが手から溢れそうになったら
誰かにお裾分けをする
そうすれば小さな幸せがどんどん広がる

幸せな世界だ

春爛漫にはまだ早いが
少しずつ春が近づいてくる

汚い雪が増えてくると
春が近いサインだ

雪は冬も春も教えてくれる

七色と言えば虹だ

調べたら虹を6色や5色などとする国も多いそうだ

同じ場所で同じ虹を見ても
色の数が違うのか

世界は面白い
明日海外の友人に虹の色の数を聞いてみよう

砂粒のような限り無く小さくどうでもいい記憶

いい記憶なら誰かに教えて笑い話にもなるし
思い出す度に懐かしい気持ちになる
そんなケースはほとんどない

だいたいは嫌な記憶だ
自分がした失敗で周りに迷惑をかけたこと
理不尽に扱われたされたこと
今覚えているのは自分だけだ
誰かに話すことは出来ない
話せばそれが嫌な記憶としてまた残ってしまう

風が運んだ砂が目に入ったような一瞬の痛み
その程度なのに
まだ小さく傷つけてくる