久々に来た1件のLINE
友人からの食事のお誘いだ
歳も生活環境も違うが
会えば時間を忘れ近況を語り合う

仕事の愚痴、いつか行きたい旅行の計画
やりたいこと、食べたいもの
話題は尽きない

さて、今回はどこで語ろうか

目が覚めると体調が悪かった
思えば前夜から様子がおかしかった

職場に連絡をして、電話口で謝罪をし
テキトーなご飯を用意して
あとは寝込む

体調不良を押して仕事をするのは辛いが
自分が休んでいる間に仕事を変わってくれた同僚への申し訳なさ
出勤した時に増えている仕事量を考えると
それはそれで辛い

しかし、考えると余計に体調が悪化してしまう
今は治すことに集中して
出勤した時のことは、その時の自分に任せよう

私の当たり前を人に押し付けない
誰かの当たり前が自分に合わない時はサラッと聞き流す

大都会では眩しいくらい明かりが多いらしい
眠らない街とは言ったものだ

だが、田舎の方では市の中心地でも薄暗い所は多い
田園地帯では明かりがある方が少ないくらいだ

そんな所でも小高い山に登れば
街の明かりが作るそこそこの夜景が見れる
100万ドルには到底及ばないが
人々が作る地上の宝石はきれいだ

スーパーで買い物をしたら短冊が飾られていた

主に子供が書いたのだろう
◯◯が欲しい
◯◯ができますように
◯◯ちゃんとずっと仲良しでいられますように
どれも無邪気で可愛らしい

全部の願い事が叶いますようにと心の中で呟きながら、スーパーをあとにする