入道雲が出来ると天気が荒れる
子供の頃、父に教えてもらった
それからしばらくは、入道雲を見るのが嫌だった
その後の激しい雷雨が怖かったからだ
いまだに、激しい雷雨は怖い
だが、怖いの理由が変わった気がする
子供の頃は、稲光や雷鳴が怖かった
今は、落雷による停電や感電
激しい雨による浸水、洪水が怖い
歳を取ると怖かったものが怖くなくなったり
逆に怖くなかったことが怖くなったりする
何が危険で何が危険じゃないか分かってくるからだろう
知識や知恵というのは身を守る為に必要なことだと改めて思う
スイカ、冷やし中華、かき氷
プール、海水浴、家族旅行
ラジオ体操、自由研究、宿題
子供の頃の自分が過ごした夏は
楽しくて忙しかった
日焼けや熱中症も気にしなかった
夏を全身全霊で満喫した
今は夏を乗り切るのは大変だ
暑さで毎日夏バテ気味だし
日中は外出も躊躇う
ただ、秋が来るのを待つしかない
ここではないどこかへ移り住もうと考えたことは一度もなかった
引っ越すにしても同じ市内
環境が変わることはほとんどない
生まれ育った街に愛着があるのか?
そんなことは無い
大都会にも自然豊かな田舎にも馴染めないのだ
ならば生まれ育った街にいるのが無難だ
大都会や自然豊かな田舎には
非日常を感じるだけでいい
それぞれの良い所だけを見ていたい
何となく予感はしてた
君と最後に会った日は
いつも通りを装っていたけど
どこか虚しかった
君の理想に
自分は、なれなかったのだろう
悲しかったが、今思えば最良の選択だった
好かれようと顔色をうかがわなくてもいいし
君の理想に近づけるように努力しなくてもいい
ありのままの自分でいられる
人と時間に出会えたから
人の手が必要な花は繊細なんだろう
決まった場所・時間・季節にしか咲かない花も繊細なんだろう
それに対して道端に咲く野花は逞しさを感じる
勝手に育つし、踏まれても立ち上がる
雑草魂なんて比喩もある
名前もあるのに呼ばれることはほとんどない
繊細な花は逞しい野花を見て何を思うだろう
逞しい野花は繊細な花を見て何を思うだろう