凛翔

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7/25/2023, 9:33:57 AM

「友情」

ある電気屋さんで「本日発売!!大人気アクションゲーム!」の文字が目に入った。

「仕事仲間は友達関係とかなれないよ」

ふとこの言葉を思い出した。

俺もあの仕事を始めるまではそう思っていた。

でも仕事始めるまでみんなで雑談、仕事が終わってもみんなでゲーム、業務連絡もゲーム内のチャットでしちゃう。
これは友達と言っていいんじゃないだろうか。

そんなことを考えているとブブッと携帯が震えたのを感じた。

「あのゲーム買いましたか!?僕買ったんで絶対買ってくださいね!」

「…ったく」
そう言って俺はレジへと向かった。

7/24/2023, 5:50:40 AM

「花咲いて」

午前8時30分。今日は休日なので早起きをする必要はなかったのに、なんとなく目が覚めてしまった。

カーテンを開け日光を浴び、お湯を沸かし、ストレッチをする。
普段しないことをするってだけでとても気持ちがいいもんだ。

散歩でも行こうかしら。

普段の自分では絶対出てこないようなことを思いついた。

そういえば、撮りもしないくせにデザインに惹かれてカメラを買ったんだっけ。

そう思い出し、カメラを手に家を出た。


カメラを持っているといつもより周りの景色によく目がいく。

せっかく持ってきたんだから1枚くらいは撮らないとね。

白い一輪の小さな花を見つけ、パシャリと写真を撮った。
朝の何気ない思い出に…。

7/22/2023, 4:02:05 AM

「今一番欲しいもの」

「今一番欲しいもの?」
フフッと笑った。

「もうすでに手に入れてるんだよな」
そう呟き
「君だよ」
と、鼻に指を近づけてみせた。

するとニャンと鳴いて目を細めた。

7/20/2023, 3:38:29 PM

「私の名前」
私の名前は自己紹介をするといつも「かわいい名前だね」と褒めてくれる名前。

でも私は自分の名前がそんなに好きじゃない。

もちろん、変な名前だって言いたいわけじゃない。

私には似合ってない気がして褒められるたびにむず痒くなるのだ。

7/19/2023, 3:41:12 PM

「視線の先には」

視線の先にはあいつがいる。

いつものあいつ。

今日もあいつを笑わせればいいんだ。

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