風に身を任せても体は動いてはくれない。
だけど時間はどんなに自分が辛くても止まってはくれない。
だから風に身を任せるよりも時間を大事にしたほうがいいと思うんだ。
だから友達関係の風で周りに流されたまま身を任せるよりも自分のために〝時間〟を使ったほうがいいと思うんだ。
子供のままでいれたらどんなに楽だろう。
今回は子供の頃は愛されてたけど中学ぐらいから勉強のことで虐待されたりする話でも書こうかな。
後で書きますさよ~なら~
愛を叫ぶ。だけど君には届かない。
君の心は過去においてきたままだから。
いつもと変わらないいつも通りの日常。
そんなある日私は少し気になる人を見つけた。
「猫ちゃん可愛いね〜!」
「そっち行くと危ないよ〜!」
そう彼だ。見知らぬ猫にでも優しくすることができる彼。そんな彼が気になっていた。
車に轢かれて横たわっている犬を見ると
「大丈夫か〜?」
「死んじゃってはいないな。」
「届けてこようかな?」
私はそれを見たときこの人はとっても優しいんだなと思った。
私はそんな彼と話してみたくてまず彼と仲のいい人に彼がどんな人なのか聞いてみた。
「あの、あの人ってどういう人なんですか?」
そうするとみんなこう言った。
「ん〜不思議だし考えてること分からないけどすごく優しくていい人だよ。」
私は聞いた。
「どういうふうに優しいんですか?」
「見知らぬ人や動物などに優しくできる人。そして友達想いだね。」
男女問わずみんなそう言った。
やっぱりいい人なんだ。話しかけてみようかな。
「すいませ~ん」
「ん、?どうしたの?ニコッ」
「私と友達になってくれませんか?!」
え、ちょ私何言ってんの?!
「友達?いいよ!なろーよ!」
「え、いいの?」
「え、なんで?友達になりたいんでしょ?ならなろーよ!ニコッ」
「うん!よろしくお願いします!」
「敬語はやめてよ笑」
「名前は?」
「神童 奏汰君は?」
「私は星川 愛奈だよ!」
「愛奈って可愛い名前だね!」
「奏汰も綺麗で良い名前じゃん!」
「そ~かな?」
「というか次の移動教室一緒に行こ!」
「いいよ!」
「じゃあまたね!」
「うんまたニコッ」
そして授業が終わり―
「奏汰行こ!」
「いいよ!でも愛奈いつもの人達と行かなくてもいいの?」
「いいよって言ってたから大丈夫!」
「そっか良かった!自分のせいで仲悪くなったら困るからね僕と行くのはたまにでいいよ!」
「分かった笑」
「じゃあいこ!」
そんなふうに毎日過ごしていた。
そんなある日のことだった。世界が変わったのだ。
「ええ~っ!!!?なにこれ?!なにこれ?!?!お母さ〜ん!なにこれ?!」
「あら愛奈もついてたのね。なんの数字なのかしらね?ニュース見てみる?」
「見る!!」
「新しいニュースです。頭上にある数字の正体が明らかになりました。それは嫌われた回数です。」
「なにそれ〜⁉そんなの出してもらっちゃ困るんだけど!!」
「そうよね。まあ学校早く行きなさいよ〜!」
「はーい」
「お母さん先出るからね〜!」
「いってらっしゃーい!」
さて、何食べようかな。
「パンでいっか。」
そして支度をして学校へ向かう。
「おはよう!奏、、、汰?」
「どうしたの、、、?というかみんな頭の上に数字あるよ?」
「それ嫌われた回数だって、、、」
「そうなんだ、、、」
その時ある女の子が聞こえるか聞こえないかぐらいの声で言った。
「奏汰くん嫌われてんの?笑」
「え、、」
思わず声が出てしまうほど傷つく言葉だ。
「え~と昔のことだからニコッ気にしないで、、!」
「やばっなんか裏でもあるんじゃない?笑笑」
「え、それな〜?うち実は前から思ってたんだよね〜誰にでもいい顔して裏がありそうだな〜って笑笑」
「わかる~!」
「いやいや裏なんてないよニコッ」
「あの笑顔も嘘っぽいよね笑」
「それな!笑」
「まあ好き勝手言っていいよ!気にしないからさ!ニコッ」
「あっそ。なんかムカつく笑」
「それな!勝手に言ってろよみたいな感じで笑」
その時私の中でなにかが切れた。
「ねえ、あんたらそんな数字も気にしてんの?笑ダサいからやめな?」
「愛奈!いいって。勝手に言わせとけばいいんだよ。」
「そうだけど、、、見てられないよ。」
「愛奈ごめんってwそう怒んないで!あんたのことは何も怒ってないからさ!」
「奏汰に謝りなよ。」
「ごめん奏汰くん」
「全然いいよ!」
「でもなんで嫌われてる回数がそんなに多いの?」
その時先生が来た。
「奏汰、、、!」
「どうしたんですか?」
「お母さんが迎えに来ているぞ。」
「え、、、?行きたく、、、ありません。」
「なにを言っているんだ!早くしろ!」
「嫌です。もう俺はあの人に縛られたくない。帰ってと言ってください。」
「一度会って話してみてもいいんじゃないのか?」
「先生は分かってないですよね?親に虐待されていた俺の気持ちが。」
「は、?そんなこと聞いたことないぞ?」
「それだけじゃない。いじめられたこともある!あの人のせいで!だから俺はもうあの人に会いたくない。」
「分かった。」
そして先生が出ていく。
みんなが奏汰に近寄る。
「え、奏汰いじめられてたん?」
「奏汰くん大丈夫?」
「大丈夫大丈夫!」
その時だった。
「奏汰!!!なにしているの!早く行くわよ!」
「いやだ!母さん離してよ!」
「奏汰!!早くして!」
「いやだ!あんたはなんにも分かってない!俺を連れて帰ってなにがしたいんだよ。」
「話がしたいの。昔あったことも全部謝るから、、、!」
「許してもらえると思ってるの?許すわけがないだろ。あんたなんて見たくもない。俺には兄ちゃんしかいなかった!なのにあんたは兄ちゃんを追い詰めた!そして殺した!あんたが殺したんだよ。」
「生意気なガキね笑昔から変わってないわ笑むかつく野郎ね笑!!」
「今すぐ帰れ。二度とツラみせんな。」
そして奏汰のお母さんが帰っていく。
「奏汰?大丈夫か?」
「え、うん大丈夫笑ムカついてるだけだからさ笑マジでなんであいつ来たわけ?笑一生顔見たくない相手なのに。許してもらえると思ってんのがなんかもう笑」
「奏汰ってめちゃ猫被ってんじゃん!」
「当たり前じゃね?笑俺もとから口も悪いし笑だけどいじめられないように猫被ってるだけ笑しかも俺おまけにめっちゃ性格悪いし笑」
「奏汰、、、!」
「愛奈?どした?」
「奏汰は性格悪くないよ!見知らぬ猫助けられるぐらい広い心を持ってるじゃん!それに私の名前を可愛いって言ってくれたよ?だから少し自分の名前好きになったんだよ!奏汰は誰がなんと言おうと性格悪くない!」
「性格悪くないか笑そう言っていたやつも離れていった。最終的に一人になった。笑そんな薄っぺらい言葉はもう信じない。」
「本当だよ!信じて!」
「無理だね笑ほら性格悪いだろ?笑」
後で書きますさよ~なら~
モンシロチョウ
むずいな〜。さよ~なら~
忘れられない、いつまでも。
この人って誰だっけ、、、?
忘れちゃいけないきっと俺の大事な人。
なはずなのに思い出せない。
後で書きますさよ~なら~