清田悟

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11/18/2024, 11:56:26 AM

たくさんの思い出

繁華街を歩いていたら、サングラスをかけた男が小走りに近寄ってきた。

「旦那、うちはたくさんの思い出を扱ってるんですが、いかがですか。いい思い出ありますよ。」

―今日は、たいしてもっていないんだが大丈夫かな?―

「それならショートで1万の商品もありますんで是非よっていって下さい。すぐそこなんで。」

雑居ビルの2Fの奥に連れ込まれた私は、そこで1万を払い。歯医者の診察台のようなものに座らされた。以降の記憶はない。

気がつくと繁華街を歩いており、サングラスの男が小走りに近寄ってくる。

「旦那、うちはたくさんの思い出を扱ってるんですが---」

11/18/2024, 4:32:57 AM

冬になったら

あの職につきます。

そのためにはまず、室温を15度設定にするのが良いのです。

炬燵も必須と言えるでしょう。

コンロはイワタニを採用してます。

その上には土鍋。

中身はこれから比内鶏を仕入れに行きます。

11/16/2024, 11:22:43 AM

はなればなれに

距離置きたいって言う女対、すがる男の構図。

11/15/2024, 11:44:45 AM

子猫

それは、か細く

それは、柔らかく

それは、暖かく

それは、たやすく殺すことができ

それは、生かすことができ

それは、生かすことができ、柔らかい


11/14/2024, 10:51:56 AM

秋風

秋は「飽き」に例えられ、「心変わりすること」「物事がいやになること」という意味で使われます。
よって、人は四六時中、秋風をかかえることになります。
いつも求めていること、それは変化ということらしいのです。
中身の変化、立場の変化、位置の変化があることで人は気持ちの上での新鮮さを保っていられるのでしょう。
嗚呼、仕事に秋風が…

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