たちばな

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12/3/2024, 1:51:40 PM

日が傾いていく

さっきまで太陽は天の頂きで
ますます強く輝いていたのに

町が少しずつ、赤みを帯びていく

風が運んできた寂しさが
町の起伏を縫って流れてくる

町に歌が流れている
不思議な歌が

なんでこの時間に流れる歌は
決まってこんな気持ちにさせるのだろう

みんなの足取りが
どこかトボトボとしている

今日は楽しかったし、
明日も楽しい日になりそうだ

でも、


なんだか町が
静かに遠のいて行くみたいだ


音が
遠くなっていく


きっと
今日は風が吹いていたから


明日は季節が変わるから


家に帰る道を
歩いていく。

12/3/2024, 2:17:02 AM

何だ?
僕は何に引き止められてるんだ?

振り返っても

何もないじゃないか!
この僕を引き止める力はなんだ

どこから湧いてくる?
この暗闇の中に何があるというのか

僕はあそこに行きたいんだ
ここには用はないんだ
まったく


歩き出す


なんだ?!
どうして進まないんだ

振り返っても
何もない

 闇

どうなってるんだ
何も見えない

一体何があるんだ

探しても探しても探しても
闇、闇、闇、


闇、


手はただ
虚しく空をつかむ

何度もどこを探しても何もない


あぁ光が、
揺らめいてる

!!
早くしないと


どうして、どうして、
どうなってるんだ
一体何なんだ

光が、光が、
もう間に合わない



( ºωº ) オワタ

(・ω・)

( ᵕωᵕ ) 




!!!



ここも、暗い

ここが、暗かったのか



🔔 ごーん、ごーん

🐑 メェー


(・ิ◡・ิ)

Fin.

12/1/2024, 11:43:10 AM

僕にはちゃんと
見えているのだろうか

ずっと見ていたと思ってたんだけど、な
本当に近づいてるのか、もう分からないよ

初めて諦めることが頭をよぎってるよ
こいつ、こんなに厄介なんだな

距離を確かめるには
目が2つ必要なんだって

そうじゃなきゃ距離感がわからないんだって

僕はちゃんと距離を測ってなかったのかもな


結構遠いのかなー
んー、そんな気がする

もう一つの目があることに
僕はようやく気が付いたんだろうな

そんで
ようやく下手くそながら距離を測ろうとしてる


安西先生〜
バスケがしたいよ〜


でも、1歩は誰にでも平等だから
誰だって一歩づつなんだから

しょうがないよね


よっしゃー
やってやろうじゃんかよー

11/30/2024, 12:34:01 PM

oh,涙を見せないでおくれ

君が泣いていると僕も辛いんだ

その涙がいつまでも
僕のこころに滴っている

だからお願い 泣かないで

僕はどうしようもなく
君について考えてしまうから

どうして、、

ただ君の笑った顔が見たいのに

それだけが欲しいのに

oh,だから笑っておくれ

お願いだよ、

ね?

君が泣いたら
僕だって困るんだ

君に笑っていてほしいんだ

そのためだったら
なんだってできる気がしてる

涙を拭いてあげるから
何がそんなに悲しいの?
何が君を悲しませるの?

僕がその悲しさを癒せてあげられたら

だからもう泣かないで、
わかったかい?



まだ、なんだね
oh,泣かないでおくれ

君が泣くと僕がつらいんだ
わかるだろう?

わかったら泣くのをお辞めなよ
君には笑っていてほしいんだ
わかったかい?

僕は君が泣くのはイヤなんだ
だから泣かないで


oh,やっと泣きやんでくれたね
僕の気持ちがわかってくれたんだね
嬉しいよ



どうして君は 泣いていたんだい?

11/29/2024, 6:32:31 PM

冬が始まった
始まってしまった

もう少し気づかないでいたかった

気づいたらもうだめだ
急に寒くなってきた気がする
知らないでいられたら
気のせいで済ませることもできたのに

もう明日の気温が気になり始めてきた
これからは明日の気温に怯えて暮らさなければならない
冬が始まったと知ったところで寒いことには変わりないんだから、知らないままのほうが良かった

冬になったということはきっと明日も寒いに違いない
冬になったということはしばらく寒い日が続くに違いない
冬になったということはもう夏ではないということだ
もう認めない訳にはいかないのだ
夏は終わったということを

秋の間なら続けていられた見ないふりも、もう終わりにしなくてはならない
冬が始まった

始まってしまった


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