6/28/2024, 6:26:44 AM
灰色の海辺からさざめきの聞こえない方へ、砂の音のしない方へ
『ここではないどこか』
6/18/2024, 1:46:34 PM
丸い窓から重力がなくなるまで
『落下』
6/15/2024, 6:21:46 PM
開くたび、ここだよ、と指で確かめながら、いつもそれがわかるたび、鏡みたいにしんとした湖にいる
『好きな本』
6/14/2024, 10:06:55 AM
家具の傷を見て思い出すもの、みんなすごいよね、と言いながら信号と思考から自然と切り離している人たちのこと、猫の目。
『あいまいな空』
6/13/2024, 4:36:38 PM
ちいさな、ささやかな切実な、言葉たちが、胃の奥のほうではじけていくのは、ひるまの夢とか線香花火ににている、そこらのペンを走らせて形にしたあとで、その隙間に入ってみる、そこではきっと鼓動がきこえて、かぷかぷ笑うことさえできる
『あじさい』