6/13/2024, 4:36:38 PM
ちいさな、ささやかな切実な、言葉たちが、胃の奥のほうではじけていくのは、ひるまの夢とか線香花火ににている、そこらのペンを走らせて形にしたあとで、その隙間に入ってみる、そこではきっと鼓動がきこえて、かぷかぷ笑うことさえできる
『あじさい』
6/9/2024, 2:51:00 PM
悪い夢とクーラーの匂いをかき消していく窓辺、どうか日暮れより綺麗でいて
『朝日の温もり』
6/6/2024, 1:18:38 AM
黒くて冷たい光を湛えたそれは星を見るまでの夢と巡りゆく過去は過去と言うあなたの目のこと
『誰にも言えない秘密』
6/4/2024, 4:41:33 PM
鍵を開けて座る椅子の背にくすんで耳の欠けた猫
『狭い部屋』
5/13/2024, 5:13:30 PM
菜の花が開く夜は外套と同じ匂いで
『失われた時間』