1/19/2024, 12:42:15 AM
失効したクーポンの券を握りしめるみたいに、可能性について考えている、価値も、なにも、わかってる、でも、なんになるん、それが、なんになるん?口に出しても出さなくても、過去も、今も、何もないのに、辛くも、楽しくもない日々は、誰に認めてもらえるだろうと、白い長い道を、山頂の扉を開くまで、考えてみることにする
『閉ざされた日記』
1/17/2024, 11:15:22 PM
忌憚なきただゆうゆうと鳴いている山羊の背をオレンジの陽が滑り落ちて征く
『木枯らし』
1/17/2024, 1:10:40 AM
回転するレンタルビデオのディスクの中の色とりどりの光が、このフローリングと繋がっているのかいないのか、判断がつかないのに、なんとなく、すごく、近くにあるような気がする
『美しい』
12/23/2023, 3:22:42 AM
ぽっかりと雲の空く朝焼けの、眠たい目で日が昇るのを雪をかぶりかぶり見つめている
『ゆずの香り』
12/18/2023, 12:46:34 PM
流星群の代わりに降っている雪に足跡を付けて笑っている
『冬は一緒に』