ゆうな

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2/6/2024, 11:50:55 AM

ちくたく ちくたく
その音を意識しだしたのは、いつからだっただろう。
子供ながらにずっと眺めては、何かを考えたり考えなかったりした。

チクタクチクタク
その音はやがて苦痛になった。
大人になって仕事に追われる日々……
いつしかその音すら耳に入らなくなった。 



…………ちく、タク、チク、たく、

嗚呼、久しぶりに聞いたなぁ

  あれ?今って…………

      何時だ?



2024/02/06_時計の針

2/5/2024, 10:20:00 AM

心というものは厄介だ
一喜一憂するだけ無駄なのだと
頭では分かっていても……

もう傷つきたくなくて
もう一人になりたくなくて

冷たく突き放すのに
どうして どうしてキミは
私に笑いかけるんだ

その笑顔を信じてもいいのだろうか

この気持ちを言葉にして伝えたら
キミは離れていってしまわないだろうか……

私はそれが怖いんだ



2024/02/05_溢れる気持ち

2/4/2024, 11:41:35 AM

貴方の体温を感じる。温かくて力強くて太陽のよう。
それに比べて、私は今とても冷たいの。
寒くて、寒くて、目を開けることすらもうできない。
貴方の温もりだけが、まだ生きていることを教えてくれる。

最期に伝えたい言葉は決まってた。
ずっとずっと前から。決まっていたの。

今がその時。神様、感謝します。
そう思える時間をくれたことに。
伝えられる時間をくれたことに。

  愛してる

その言葉は温もりに吸われて消えた。

忘れない
その温もりと貴方の贈りもの



2024/02/04_Kiss

2/4/2024, 6:31:41 AM

時間、年月、月日、どれも同じだ。
この気持ちを言い表せられるのならどれでも構わない。
寿命が尽きたその先も
100年、500年、もっと、もっと。
そう、例え1000年先だって……

君と共に在りたい



2024/02/04_1000年先も

2/3/2024, 6:16:29 AM

お前が居なくなってから何年経っただろう
あの日のことは全て覚えている
 泣きそうになりながらも笑った顔
 震える声で紡がれた言葉
 私に触れたその冷たい掌
お前と過ごした日々の
その思い出の最期だ

お前が望むまでもなく
私が忘れることなど有り得はしない
だから安心するといい



2024/02/03_勿忘草  ー私を忘れないでー

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