3/15/2024, 2:14:09 PM
彼がぶっきらぼうに渡してきたのは、
片手に収まるほどの、何かが入った紙袋だった。
ああ、ちょうど1ヶ月前に私も彼に渡したのだった。
「義理堅いなぁ〜」
「うるせぇ」
家に帰ると私は真っ先にその紙袋を開けた。
淡いピンク色の金平糖の入った小さな瓶だった。
(星が溢れる)
2/29/2024, 11:33:01 AM
今日は行き先を決めていません
どうしてかは、聞かないで
どこに帰るかも決めていません
どうしてかは、聞かないで
聞かないでね
(列車に乗って)
2/11/2024, 2:36:29 AM
大丈夫、
隣の芝生は実はそんなに青くない
(誰もがみんな)
2/10/2024, 7:59:15 AM
特別な日の大きな花束より
なんでもない日の一輪を
(花束)
2/7/2024, 11:57:01 AM
1.
2.
3.
(どこにも書けないこと)