月が好きで、タイトルに月を入れた小説を何作も書いた

月は愛する人の象徴だ

登場人物たちは、月を見上げながら愛する人を思い、あるいは愛する人と二人で月を見上げる

けれども、私には愛する人がいない

もしも願いが叶うならば、月よ、どうか私にもたった一人の人を…

たとえば、好きな人とカフェで雨宿りするなら、永遠に雨が止まなくたっていい

だけど、今日はもう、どうしても買い出しに行かないと食べるものがないっていうときに止んでくれないのは困る

しかも、それが天気予報がハズれた結果だったりしたら、かなりムッとする

あの頃の私は、がんばれば報われると信じていた

でも、世の中は努力や我慢だけでなんとかなるような単純なもんじゃない

どうせこんなに未来が待っているなら、もっとわがままにいい加減に自分を甘やかして生きてもよかったのにね

あの頃の、いつも孤独と不安でいっぱいだった私

そして、今もあまり変わっていない私

どっちがより不幸なんだろう

誰一人、決して逃れることのできないもの

「死」

この世に生まれた瞬間から、死へのカウントダウンが始まる

君も僕も、お隣の赤ちゃんも

TVの中で微笑むあの子も

1年前の今日、このアプリをインストした

それ以来、1日も休むことなく毎日投稿し続けてこの日を迎えた

その間には辛いこともたくさんあったけど、ここに書くことが心の支えになったし、♡をもらえることがうれしかった


みなさん、本当にどうもありがとう

また明日からも、お題を楽しみにしています

もちろん、みなさんの投稿も