運命なんて信じないけれど

目に見えないつながりが、
あの場所に
あの時間に
確かに存在していたことを
今でもきっとあることを

思うくらいは許されるかな。


｢赤い糸｣

街がキラキラしていて
道行く人は皆楽しそうで
風が冷たい、寒い日だったのに
これまでになく暖かい
幸せな日だったの。

これが最後になるとも知らず
笑って手を振った。

バイバイ


｢君と最後に会った日｣

未来の私へ
幸せになってね。
幸せになろうね。


｢未来｣

｢流浪の月｣ 凪良ゆう
｢スイート・ホーム｣ 原田マハ
｢ぷくぷく｣ 森沢明夫
｢東京バンドワゴン｣ シリーズ 小路幸也

優しさと温かさをくれた
私に新しい視点をくれた
大好きな本たち


｢好きな本｣

街の真ん中を走る川
川にかかる橋
橋を渡っていく人や車
少し急な坂道
通り沿いに並ぶお店
高台からの眺め

ものしずかで
古い歴史をもつのに
新しい気で溢れている
活気に満ちている
生き続けるあの街が好き
街が作る景色が好き

そう
私はきっと
あの街に恋をしている。


｢街｣