5/15/2024, 9:50:48 AM
風に身をまかせ
ふわりふわりと
どこまでも
飛んで行けるとしたら
私はどこに
たどり着くんだろうね。
そこは私の望む場所であってほしい。
どうか私を連れて行ってほしい。
「風に身をまかせ」
5/12/2024, 2:43:32 PM
大雨が降ると、少しワクワクする。
雨が降る朝は嫌い。
雷は苦手。
雪が降ると、積もれと願う。
地震は怖い。
虫も怖い。
ぬいぐるみが好き。
猫が好き。
大人になっても
変わらないことがある。
大丈夫。
まだ子どもの心を忘れてはいない。
「子供のままで」
5/9/2024, 3:29:04 PM
忘れられないことは
いくつかあるけど
今となっては
「忘れられない」のか
「忘れたくない」のか
はたまた
「忘れちゃいけない」のか
分からないな。
「忘れられない、いつまでも」
5/8/2024, 3:33:40 PM
「また、来年も来ていいかな」
紅葉が綺麗だから。
見て回れないほどに、
名所がたくさんあるから。
君が住んでいる街だから。
会いたいから。
理由ならいくらでも思いつくのに。
来年も、再来年も、その次も
同じ言葉を言いたかったのに。
声に出せないまま
終わってしまった。
「一年後」
5/6/2024, 3:25:21 PM
明日世界が終わるなら
この身一つで
好きな人がいる町まで会いにいく。
迷いもなくそう考えた後、ふと思った。
バスは、電車は、飛行機は
動いているのかな。
電話は繋がるのかな。
蛇口から水は出るのかな。
街に明かりは灯るかな。
私はその時になって初めて
この世に与えられた
当たり前の多さを知るのだろう。
ああ神様は意地悪だな。
最後なんて教えてくれなければ、
いつも通りの一日だったのに。
そうか、これは最後の試練か。
私は何をするべきか?
「明日世界が終わるなら」