3/17/2024, 3:36:15 PM
貴方の前では
泣かないと決めた。
というより、泣けなかった。
顔を見て
声を聞くだけで
嬉しくて、幸せだったから。
だから貴方は知らないんでしょう。
改札口で手を振って別れたあと
1度だって振り返らなかった理由を。
新幹線の窓から遠ざかる街を見て
思いもかけず泣いたことを。
寂しくて辛くて
泣いた夜があったことを。
知らなくていいよ。
貴方の前で
自分のために
泣くことはしないから。
「泣かないよ」
3/17/2024, 5:46:00 AM
先の見えない未来が怖い。
5年後10年後なんて想像できない。
半年先すら闇の中。
それでも
過去の自分にとっての
先の見えない未来に
今立っているんだ。
辛いこと
悲しいこと
いろいろあるけど
何とか生きているよ。
大丈夫だよ。
「怖がり」
3/15/2024, 3:18:30 PM
帰り道に空を見上げて
オリオン座を探す。
「今日は星が綺麗だったよ」
貴方に電話でそう話したのは
いつのことだったか。
ある日、ふと空を見上げたら
君がいなくなっていた。
見えなくなっちゃった。
そうか。
私が立っているこの地球も
少しずつ少しずつ
移動しているのね。
立ち止まっているのは、私だけ。
思いがあふれて
こぼれそうな星空には
手が届きそうにない。
それでも君は
また会いに来てくれるでしょう。
貴方のもとにも訪れるのでしょう。
どうか
溢れそうな私の想いをのせて
貴方のもとへ届けてほしい。
「星が溢れる」
3/14/2024, 12:43:44 AM
私は見ていたかったの。
貴方がこの先
どんな選択をして
何を思って
生きていくのかを。
貴方に見ていてほしかったの。
楽しかったこと
悲しかったこと
私の日常に起こる
些細な出来事の全てを。
ずっと、隣で。
もう叶わない夢だ。
「ずっと隣で」
3/13/2024, 7:29:11 AM
この世の中は
分からないことばかりで
「もっと知りたい」
という欲望を満たすには
この人生は
あまりに短すぎる。
「もっと知りたい」