2/21/2026, 2:39:32 AM
ヤツは銃口を向けてこう言った。
「同情するよ」
そしてゆっくりと引き金にかけた指に力を込めた。
バンっ。
火薬の臭いが立ち込める。
ヤツは表情ひとつ変えずに崩れ落ちていった。
「それはこっちのセリフだ」
隠し持っていた小さなピストルが熱くなっていた。
2/19/2026, 1:35:02 PM
自身のために尽くした緑葉たちは枯葉となり、色良し、舞い良し、音良しと、最後は他に尽くす。
2/18/2026, 11:07:08 PM
目覚めると昨日の朝だった。
6時59分に目覚め、目覚まし時計が鳴る前に止めようと手を伸ばすが落としてしまい、鳴ってしまうという小さな不快で始まる。そんなのいつもと同じだけど、日付は昨日のままだった。
ん?
確かに昨日だ。窓からさす光の感じ、感じる空気感、着ているもの、布団のよれ具合、みんな同じだ。
そして一日が始まり昨日をなぞって一日が終わってしまった。
全く昨日と同じだった。いやもう昨日じゃなくて今日だ。
次の日、それは次の今日、やっぱり一昨日の朝だった。
タイムループ……。
昨今、物語の定番設定のひとつだけどそれが現実に起きている。現実というより映画、アニメ、小説、俺はエンタメの中にいるのか?
なんとかしなくては「今日」だけで歳をとり死んでしまう……。
そこで今日からの脱出を試みる。
まず目的は明日に行くことだ。
寝ない。寝ないで明日に行く。
コーヒーなど用意して、まあ、そこまでしなくても夜更かしすれば明日に行けるので試してみる。明日になったのを確認して布団に入った。
目覚めると、ああダメだった。同じ日だ……。
「今日にさよなら」、続きは検討中。
2/17/2026, 11:51:37 PM
お気に入りの街のお気に入りのコーヒーショップ、お気に入りの角のテーブルでお気に入りのノートを開きお気に入りの万年筆のキャップを開ける。
カチッ。
しかし、お気に入りの言葉が浮かんでこない。
お気に入りのブレンドを飲んでいる。
2/16/2026, 6:49:22 PM
誰よりも塩。