忘れたくても忘れられない
忘れたい。
みんなにも忘れてほしい。
私も含め、全員の記憶を消したい。
何であんなことをしたのだろう。
自分でも分からない。
どうして忘れられないのだろう。
覚えているべきことは忘れてしまうのに。
脳みそのバグではないか。
やわらかな光
晴れた夜。
月と星の光が辺りを照らす。
太陽よりやわらかな光だ。
明るさは太陽に及ばないが、数多くのやわらかな光に魅了される者は多い。
私は月や星の光も好きだが、たったひとつで地球を明るく照らしてくれる太陽も好きだ。
どちらも甲乙つけ難い。
しかし、月や星の方が好きと言う者は多いが、太陽の方が好きと言う者はあまりいない。
私ぐらい太陽の方が好きだと言ってもいいだろう。
鋭い眼差し
目つきの悪い猫がこちらを見ている。
怒っているように感じる。
あの猫には近づいてもいないのだが。
しかし、鋭い眼差しでこちらをじっと見ている。
なぜだろうか。
すると、猫がこちらに向かって走って来た。
私は反応できず、襲われると思った。
買ったばかりの生魚を奪われた。
私は無傷だが、夕飯のおかずを失った。
高く高く
まだ低い
もっと高くしたい
トランプタワー
暇つぶしに始めたら、意外といけた
自分史上、最高記録だ
世界記録はどのくらいだろう
調べている間に倒れそうで怖い
もしも、万が一、世界記録を更新したら
申請や証明はどうすればいいのだろう
せめて友達に自慢しよう
そしてとうとうタワーは倒れた
写真を撮る前に
欲張らずに早めにやめればよかった
そして世界記録には全く届いていなかった
子供のように
子供心を持ったまま大人になるのは難しい。
子供心を持っていても、心のままにはしゃぐ事は難しい。
社会性や羞恥心が勝るからだ。
しかし、大人だからこそ出来ることがある。
大人の体と財力は子供にはない。
子供のようには楽しめないが、大人として楽しませてもらおう。
子供のように楽しみたい気持ちは消えないが。