10/3/2024, 1:49:46 PM
例え貴方が覚えてなくても
私が見つけてみせるから
ずっと探してきたんだよ
心が疾る 貴方を求めて
私が今を生きる証を その全身に刻みたい
貴方に焦がれた 永い永い時を経て
✼•┈┈巡り会えたら┈┈•✼
10/1/2024, 2:23:27 PM
あそこに見えるは誰そ彼か
逢魔が時に見える影
ふらりふらりと寄せられて
魔が差したなら戻れない
おいでおいでと招かれて
つい うらうらと浮かれたら
悔いても泣いても離れずに
影の向こうに連れられる
あぁ淋しいか哀しいのは
私を忘れてしまうこと
夕暮れ 黄昏 逢魔が時に
出逢うは危うし 誰そ彼
✼•┈┈たそがれ┈┈•✼
10/1/2024, 2:26:49 AM
風に流れるほうき雲
大きな楕円を描く鳶
きっと明日もこの空は晴れて
長閑に私を包むだろう
そうして束の間 喧騒を忘れて
✼•┈┈きっと明日も┈┈•✼
9/27/2024, 11:08:35 AM
シャラシャラシャラシャラ肩を濡らして
髪の先からも雫が滴る通り雨
今日に限って折りたたみ傘も忘れてきちゃったなぁ
まぁいいか
周囲の空気を洗い清めるみたいに
私も一緒に洗い流されてくれないかな
少しずつ少しずつ心を蝕む
いつの間にか澱のように溜まったあれやこれも
✼•┈┈通り雨┈┈•✼
9/26/2024, 1:44:22 PM
北の国の秋は短いから
一斉に冬支度へ向かっていく
ひと雨ごとに空気がしんと沈んでいって
深く深く寒くなる
そうして慌ただしく雪虫に巻かれながら
あぁ雪が降るなぁって
首を竦めてふぅっと白い息を吐き出して帰路につく
✼•┈┈秋🍁┈┈•✼