どーしてこーしてさよならってやつは
いつも急に目の前に
どかんと現れるのだろう
気がついたらもうそこに
到底避けられるわけもない
あーしとけばこーしとけば ねぇ
良かったなんて 思うの勝手だよ
だってさ思わないじゃんそんな 突然に
後悔するくらいなら
初めから 悲しまないよ
いなくなっちゃう前提で 誰彼なく笑い合うの
✼•┈┈さよならを言う前に┈┈•✼
あぁ曇ってる
靄がかかって霞がかって
錫色の心 もやもやが弧を描く
半透明の球体が 私の躰を貫くとき
立ち止まる 走り出す
逃げたいかな 苦しいの
あぁ拭いされ無い焦燥感が
また私を追ってくる
向かわない 刃向かわない
あの空に溶けて熔けて霧散して
本日の 空模様は心色
✼•┈┈空模様┈┈•✼
鏡は真実を映すって言うけど
自分を映すときって
ちょっと修正して見てるんだって
無意識に良く見える角度とか表情とか
作って映してるんだって、怖いよね−
だから鏡もほんとはほんとじゃないの
だからほんとの自分を見たい人
真実は写真にこそあれ。
✼•┈┈鏡┈┈•✼
えーなんだろう。
そんなものないかな。
だって物って使わないと意味がないし。
使わないなら置いとく必要ないかな。
写真撮ってサヨナラしちゃうよ。
気兼ねして置いとかないといけないものはある。
でも見るたび要らないのになって思っちゃう。
だから自分にとって 物ってのは置いとくもんじゃないなって思うんだよね。
思い出ってものならたまに頭に浮かぶけど。
それだって取っておきたいものじゃない。
私 薄情かもしれない
✼•┈┈いつまでも捨てられないもの┈┈•✼
誇らしいってなんだろ
何を誇ればいんだろ
私にそんなものあったかな
だってなんにも持ってない気がする
いろんなこと半端にして 傷つき傷つけては逃げてきたかな
いろんなことに蓋をして 見ない見えないってやってきた
あー生き急がなかったこと それ誇ってもいい?
ううーん違うな そんなの誇れない
誇るものなんか全然ない
ないよ ないんだけど さ
死ぬときもしも 誰かが泣いてくれたら
その時初めて自分を認められるかも
✼•┈┈誇らしさ┈┈•✼