noname

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12/2/2025, 11:54:52 AM

「ね、その中身。見てみてよ!」

明るい、うわずんだ声が目の前で跳ねている。
貰ったその箱は、プレゼントするのには珍しい
真っ黒い箱だった。
開けるところすら見つからない。
それと相反するように、
期待の眼差しだけを向けられている。
贈られた物であるはずなのに、
感情は着いていかない。
中身は、どうなっているのだろうか。

「気になるなら、開けてみてよ〜はーやく!」

笑ったその顔は、太陽のように美しい。
それでも、開けようと。手は伸びない。
真っ黒い、宇宙のようなその箱は。
ただひたすらに、手の中にある。
贈られたプレゼント。
その、中身は。
果たして、どうなって。
いや、
それとも。

ようやく伸ばしたその手によって、
箱が開けられる。
外も、中身も真っ黒なそれは。
さながら、
自分の持つこの気持ちと似ているようで。
全てを、見透かした目をしている。

箱の、
贈り物の、
中身は。

12/2/2025, 9:33:08 AM

凍てつく星空

懐かしいな

星空、って。綺麗。

どんな想像をする?

輝く星
導く光
包む夜

それが凍てつくその時間。

それは、どこよりも。
誰より。

美しいと思った。

そう、
囁くように

11/30/2025, 10:28:15 AM

僕のとっての君、って。
なんなんだろうか。

クラスメイト?
隣の席の人?
友達?
親友?
きょうだい?
恋人?

それとも、
誰でもない。

君?

分からないから、
分からないまま、
分からないから、

紡げない。

だから、物語も。
始まらない。

君と紡げたら。
なんて、思うことも出来ない。

どうにも、
どうしようもない物であって。

可哀想な、

なのだから。

君と紡ぐ物語。
に、



を。
見いだせたら。
何か。
僕が、変われるのなら。

どうか。

11/28/2025, 11:08:38 AM

星が降る夜に貴方に逢えた〜♪
なんか真逆や。出てきた言葉やけど。
米津玄師様の「海の幽霊」かな。
というか、霜って降るのか?
「霜が降りるようになる朝」
振るではなく、降りるらしい。
降り始める冬の訪れらしい。
結局振る。か。

11/24/2025, 10:43:55 AM

ここにあったんだ!

君が、
なんでか隠した鍵。

もう君は居ないのに。
残されたものは、これだけなのか。

見つけたよ!
君が、大事に隠した鍵。

僕は、ちゃんと見つけた。
僕が。ちゃんと見つけてあげた。

でも、なんでこんなところに?
しかも、君は居ないのに?

見つけたんだから、僕の所有物。

見つけてあげたんだから、感謝して。

君が隠した、鍵。
僕の、僕の未来の鍵。
君の鍵。

大切に、出来れば。
貴方だけに。

どうか、扉を、

「何年掛かってんの?」

「もう!見つけやすいところに隠したのに」

「……ねぇ。見つけたなら。逢いに来てよ」

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