凍てつく星空
懐かしいな
星空、って。綺麗。
どんな想像をする?
輝く星
導く光
包む夜
それが凍てつくその時間。
それは、どこよりも。
誰より。
美しいと思った。
そう、
囁くように
僕のとっての君、って。
なんなんだろうか。
クラスメイト?
隣の席の人?
友達?
親友?
きょうだい?
恋人?
それとも、
誰でもない。
君?
分からないから、
分からないまま、
分からないから、
紡げない。
だから、物語も。
始まらない。
君と紡げたら。
なんて、思うことも出来ない。
どうにも、
どうしようもない物であって。
可哀想な、
人
なのだから。
君と紡ぐ物語。
に、
夢
を。
見いだせたら。
何か。
僕が、変われるのなら。
どうか。
星が降る夜に貴方に逢えた〜♪
なんか真逆や。出てきた言葉やけど。
米津玄師様の「海の幽霊」かな。
というか、霜って降るのか?
「霜が降りるようになる朝」
振るではなく、降りるらしい。
降り始める冬の訪れらしい。
結局振る。か。
ここにあったんだ!
君が、
なんでか隠した鍵。
もう君は居ないのに。
残されたものは、これだけなのか。
見つけたよ!
君が、大事に隠した鍵。
僕は、ちゃんと見つけた。
僕が。ちゃんと見つけてあげた。
でも、なんでこんなところに?
しかも、君は居ないのに?
見つけたんだから、僕の所有物。
見つけてあげたんだから、感謝して。
君が隠した、鍵。
僕の、僕の未来の鍵。
君の鍵。
大切に、出来れば。
貴方だけに。
どうか、扉を、
「何年掛かってんの?」
「もう!見つけやすいところに隠したのに」
「……ねぇ。見つけたなら。逢いに来てよ」
手放した時間。
まぁ、色々あるだろうなぁ。
色々、というか。
やんなかった。
やろうとしなかった時間、か。
僕次第で変わったのに。
僕から手放した時間は。
惜しいもの、って思った方がいいのかな?
思ってるけど。
行動に移せないなら、
思ってないのと同じかな。
まぁ、でも。
その時間は、戻ってこないし。
後悔しても、何にもないし。