【どこへ行こう?】
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どこへ行こう。
どこへ。
どこへ……行こう。
……どこにも行けない。
僕は、
どこにも、行っちゃいけない。
行っちゃいけないんだ。
行きたい、訳でも無く。
行きたくない、訳でもない。
ただ。
僕は、どこへも行っちゃいけない。
そう、自分で決めたんだ。
例え、君がどこかへ行ったとして。
どれだけ、君が僕を呼んだって。
僕は、行けない。
行っちゃいけないから。
それでも、君は。
どこへでも行って欲しい。
君と、じゃなくて。
君だけで。
どこへ行こうと、相談してよ。
僕は、着いていけないけど。
想像はできるさ、
君が、どこかへ行ってる姿を。
枷は、外すことが出来るけれど。
僕の、
この枷は。
外すことが出来ない。
どこへ行こう?
どこへだって行けるはずなのに。
どこにも行っちゃいけないのに。
どこへだって、
君は、
僕を呼ぶのに。
行くことすら、出来ないなんて。
自業自得さ。
やらされた、枷じゃない。
自分にかした、枷だから。
ねぇ。
君は、どこへ行きたい?
ねぇ、
僕は、どこへ行きたいの?
……。
羨ましいね。
君は、
君は。
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BIG LOVE is You
(あなたを愛しすぎている。)
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星明かり、
貴方が灯る
消える
戻る
貴方は 光
星明かり、
私がつける
消す
いく
私は 影
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星の明かりに照らされて、
よもやよまやと、
舞い降りた
貴方の光に灯されて、
ひらりひらりと、
舞い落ちた
さりとて
当たれば、光る
光れば、落ちる
落ちれば、影が
見れれば、光が
一心不乱に、
降り注ぐ
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貴方が見つけた、
私の影と
私が欲した、
貴方の光と
2人夜空の星の下
照らされ、灯され、愛されて
眩しく全て消え去った
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貴方は光
私は影
見えない、見える
相反する、相対
全ては、
貴方と、私事
全ては、
星明かり、貴方事
そして、
私の影は──
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パッと知られず消えてった
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( ⑉>ᴗ<⑉)ヘヘッ
影で作られる絵
実態に
光が当たり
できた影で作られた
絵
影であり
絵である
普通、絵には書くものがいる
影絵は、それがない
実態と
光と
影があれば
絵はできる
逆に
実態がなければ
光がなければ
影がなければ
影絵はかけないのだ
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これ以上何を書くんだい…?
あ〜…昔作ったな〜。
「見てこれ犬!」
って言って…久しぶりやろうかな。
あ、光がないや。
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物語の始まりは、
いいところであって欲しい。
そこから、悪いところへ行くか、
それとも、維持するか、
それを、決めるのは、
物語の主人公次第
でも、それは。
我々も同じじゃないか?
人の、人間の、
物語の始まり、人生の始まり。
全ての始まりは、いいところだ。
そこからは、自分の意思で。
自分の決意で、方向を決めていく。
悪いところか、
いい所を維持か。
人生も、物語も。
いや。
人生は、物語だ。
全ての人がモブであり、
全ての人が主人公。
だけれど、みんながみんな。
モブであってはならない。
そして、みんながみんな。
主人公であってはならない。
難しい。
物語は、難しい。
人生は、難しい。
難しいからこそ、
考えるのが楽しいのだ。
精一杯考えて。
どこに行くのか、考えて。
悔いのないものにしたい。
物語は、勝手に始まってしまう。
人生は、勝手に始まってしまう。
願ってないのに。
だからこそ。
だからこそ、我々は。
そこを嘆いてはいけないのだ。
願ってないから、なんなのだ。
願ったことすら、叶えてもないくせに。
物語だけが、
人の作った架空のキャラにも、人生はある。
そこでいくらいい所を、いい方向を作っても。
現実に意思はない。
意味は無いのだ。
私だって。
綺麗事を言いたい訳じゃない。
ただ、ただ一つ。
人生も、物語も。
始まりがあれば、終わりもある。
始まってしまえば仕方ないから、
終わりまで、頑張ればいい。
できないのなら、諦めてもいい。
やりたくないなら、しなければいい。
ただ。
それだけが。
言いたいだけだ。
人は終わりがあるから、美しい。
言い換えれば、
始まらなければ、美しくないのだ。
人は。
人間は。
人生は。
物語、は。
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