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桜
散れば終わり
咲いたら始まり
回る、変わる
季節の終わりと、始まり
桜は、その象徴
綺麗なのに、美しいのに
なんだか、寂しい
終わりなのだから
始まるのだから
不安は無いのに
どうしてだろう
貴方を思い出して、
泣いてしまう
花びらと共に
落ちる涙
触るのは
拭うのは
貴方のはずだったのに
桜は今日も、咲きました
そして、散りゆきました。
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君と。
……。
あぁ、ダメだ。
悪い方へいく。
「君はいない」
なんて、
なんで
思ったんだろう?
ダメだ。
……ダメだ。
君はこんなの望まない
こんなの、僕の独り善がり。
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君と探して
君を見つけて
手を繋いで
君と見た景色
君に誓って
君に向かって
僕は言うよ。
思い出深い、君
そんな君と、僕は───
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いつまでも
【君と】
空に向かって
何を投げよう?
やっぱり、定番は紙飛行機かな?
まぁ投げるって言ってるし。
あとは、叫ぶ?
大声で!
何かを。
ぼくだったらなぁー。
空に向かって……いや。
草原に寝っ転がって、
空に向かって歌を歌いながら
君と話したいな。
空にいる君。
死んでないよ?
遠くにいるだけ。
それなら、紙飛行機も飛ばそうか。
空に向かって飛んでって、
君のいる場所へ。
空に向かって!
またね!
はじめまして……?
え……昨日あったじゃん……?
「覚えてない」……?
……名前は……?
わ、私の名前……は……?
「知らない」…………?
な、なんで?なんで?
思い出してよ……ねぇ、なんで?
はじめまして、じゃないよ……
ねぇ。ねぇねぇねぇ。
──(゚ ゚)ハッ!──
ゆ、夢……?
そうだよ……そうだよね。
君は、
だって君は
もう
「はじめまして」
そうニコッと笑う君。
うつくしいな
「またね!」
……なんて。
会いたくもないくせに。
上っ面だけ固めて、
気づいてないとでも思ってんの?
裏でコソコソ言いやがって。
被害妄想?
妄想させてんのは誰だよ。
お前が被害被る事しなければいいだけだろ。
あからさまにしやがって。
また、なんてねぇよ。
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「……また」
……なーんて。
会いたくもないのにね。
可哀想に。
気づいてない……
"風"に見せてる上っ面な仮面。
被害妄想、
で済ませれたらいいのにね。
あからさまでも攻めらない君の弱いところ。
また、だよ。
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【またね!】
なんてな/なんてね
最後だな/終わりだよ