私が子供の頃、早く大人になりたい。大人が羨ましいと思っていた。
でも、いつの間にか、子供の頃に戻りたい。そう考えるようになった。
いつからだろうか、恋愛をしなくなったのは、もう、あの頃には戻れないのだ。
でも、だからこそ、人生とは素晴らしいのだ。
私は、このことに気づける大人になりたい。
#子供の頃は
起きて、学校に行って、帰ってきて寝る。
それが私の日常。
何も変わらない日常
いつも通りの1日。
起きて、食べて、寝る
それが僕の日常。
変えたくない日常
いつも通りの楽しさ。
起きて、寝る
それがあたしの日常。
変えられない日常。
いつも通りの苦痛。
逃れられない日常。
#日常
私の好きな色は青。
彼氏のイメージカラーだから。
そんな不当な理由で、青が大好きだ。
彼氏はどんな色が好きなんだろう。
やっぱり青?それとも私のイメージカラーの黄色?
彼も黄色が好きだったら良いなぁ、、、
まぁ、そんな訳無いんだけどね、
嗚呼、恋する乙女は辛いね、
#好きな色
あなたがいたから、私は今生きているのよ、あなたが居なかったら、私はきっと今頃、ベランダの柵に座って歌っていたでしょうね。
あなたがいたから、私は今楽しく学校に行けてるのよ、あなたが居なかったら、私はきっと今頃、ために溜まった宿題を見て吐いていたでしょうね。
あなたがいたから、今の私が居るのよ。
あなたが居なかったら、私は今頃――――――
幸せな顔をして、飛び降りていたでしょうね。
#あなたがいたから
私には彼氏が居る。優しくて、しっかり者の男の子。
そんな彼が大好きだった。
ある日、急な豪雨に見舞われた。
当然、急な雨だったもので、皆傘など持ってきているはずがなかった。
中には送って貰ったり、学校の傘を借りていく者も居たが、生憎傘の数は少なく、直ぐになくなってしまった。
そんな中、私はと言うと、なんと傘を持ってきていたのだ。
朝父が傘を持っていけと言っていたので、どうせ雨なんて降らないでしょ。と思いながらも傘を持ってきていたのだ。
彼は傘を持ってきて居ないようで、先程からずっと、玄関の屋根で雨宿りをしているようだった。
どうしよう、、、このまま彼を置いて帰る?それだけは絶対にダメ、、、一緒に傘に入って帰る?それは恥ずかしすぎる、、、 でも、、
よし、覚悟を決めよう。
「ねね!一緒帰らん?」
彼は少し驚いたような顔をして、少し経ってから口を開いた。
「いや、大丈夫だよ。走って帰るし、」
「いやいや!濡れちゃうよ?!」
私は驚きのあまり問い詰めるような言い方をしてしまった。
「いや、だって、申し訳ないし、、、」
「いいの!ほら、入って、!」
彼を濡らすのだけは絶対にしたくない!そう思い彼を無理矢理傘に入れた。
初めは大丈夫だと言っていた彼も、段々ちゃんと傘に入ってきた。
私は、何処か心の距離が縮んだ様に感じた。
嗚呼、このまま時が止まっちゃえばいいのに。
そう思ったが、現実はそうとは行かない。もうすぐ彼の家に着くという所まで来ていた。
最後になにか、一言だけ、そう思い、私は傘から出る彼を少し引き留めてから言った。
「ねぇ、大好き」
私はそういうと、足早に走って帰った。
そこから先は全く覚えていない。気づいたら家に着いて居た。
だが、1つ思う点としては、恥ずかしさのあまり、きっと私の顔は真っ赤だっただろう。
明日からどう接しよう、、、
そう悩みながらも、これを青春と言うのかと、染み染みした。
#相合傘