朝日の温もり
朝は起きるのがめんどくさい。いやいや起きてカーテンを開けると目を開けられないような眩しい朝日が僕を照らし今日が始まる。
外に出てランニングをしていると眩しい朝日が僕を照らしとても心地良い。そして朝日を浴びながら僕は言う
「今日も頑張ろ」
岐路に立つと僕は混乱する。どちらかの道が成功でどちらかの道が失敗。その分かれ道で人生が決まって行く、どちらに進むにせよ人の自由だ。
そんな人生の分かれ道で僕は何度も失敗の道を歩んで来た。何度も辛い思いをし、どうしたらいいのかと考える夜が続いた。だが、僕の周りには支えてくれる家族や友人がいた。今まで数えきれないほど助けてもらいそのおかげで僕が進んでいた失敗の道はいつしか成功の道へと変わっていたのだ。
つまり僕はこう思う、究極の岐路に立ち、失敗という道に歩んでしまい何度も立ち直れなくなったとしても最終的には成功の道に変えられることだってできる。だって、それが人生だから。
明日世界が終わる。
今までの思い出が明日には全て消える。彼女と過ごしたあの楽しい思い出が何もかも明日には全てなくなってしまう。
僕には一度してみたいことがあった。それは...
彼女と手を繋ぐこと、
恥ずかしいことに僕はまだ半年以上交際している彼女と手を繋いだことがなかった。だから一度でいいから彼女と手を繋いでみたい。そう思った僕は無意識に彼女の元に歩いていた。
彼女の家に着きインターホンを鳴らす、だが家には誰もいないようだった。
近くに公園を見つけてベンチに座ろうと思いベンチに向かっているとすでに腰を掛けている先着がいた。近づいてよく見て見ると彼女だった。
僕は彼女の隣に座った、彼女はびっくりした表情でこちらを見ている。僕はそんな彼女の表情はお構いなしに単刀直入に言った「ぼ、僕と手を繋いでくれないかな!」と、
彼女はこんな突然のことに笑うしかなかったのだろう満面の笑みで顔を赤くした僕のことを見ている。僕は自分で言っておいて恥ずかしかった、だが彼女は震えている僕の手をそっと握って微笑んでこう言った、
「ありがとう」と