【影絵】
僕は影絵が好き。
影ってかっこいいし、
可愛い形やいろんな形が映るのが綺麗だから。
君もそう思わない?
あっ!
そうだ!
今度一緒に作ろうよ!
【いいよ】 【嫌だ】
* あ な た は
ど ち ら の 選 択 肢 を
選 び ま す か ?
【いいよの選択】
やった〜!ありがとう!
じゃあ明日、僕の家に来てね!
【君】 は そ の 後 に
車 に 撥 ね ら れ て
死 ん で し ま っ た 。
end 1.
bad end.
【帰り道に】
【嫌だの選択】
え…?
あ、えっと
やっぱり…そうだよね…
…うん
ばいばい!
そ う い っ て 、
【君】が 好 き だ っ た
【僕】は自 ◯ し た 。
【君】は こ の 選 択 肢 を
選 ん だ 事 を 後 悔 し た 。
end 2.
bad end.
【自◯】
【物語の始まり】
そうだ。
この物語はが生まれてから始まったんだ。
こ の 地 獄 の 物 語 は 。
お母さんは、妹が生まれてから
妹だけを愛する様になった。
私には構ってくれない。
妹は私の物を欲しがった。
その度にお母さんは
【お姉ちゃんなんだから】と
妹のわがままを無理やり通させた。
私は辛かった。
私の友達のぬいぐるみは、
10個あったのに3個に減ってしまった。
それなのにまだ欲しがるなんて
欲望が大きすぎるだろ。
私は1人の時間を欲しがった。
私の部屋で
ぬいぐるみと一緒に
本を読んでいた。
妹が扉をドンドン叩く。
「お姉ちゃん!ぬいぐるみ頂戴!」
ダメだってば。
1人でいさせてよ。
「お姉ちゃん!ぬいぐるみ頂戴!!」
うるさい。
「お姉ちゃん!ぬいぐるみ!!!」
うるさい…
「お姉ちゃんなんだから妹の言う事を聞きなさい!」
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい!!!!!
も う や め て
やめて やめて やめて
やめろ やめろ やめろ
私は
私の部屋に隠していた
ナイフを手に取り
この手で、
2人を
◯した。
【静かな情熱】
僕は静かな情熱を胸に持っている。
僕は見た目はオタクメガネ(酷いあだ名だ)
だけど実は情熱を持っている。
いつか君に
気付いてもらえたらいいな
【遠くの声】
遠くから声がする。
何だろう、俺を呼んでるのか?
何故か懐かしい声の気がする。
誰が呼んでるんだろう…
「起きろ!起きろよ!」
ああ、そう言っているのか…
近い所から聞こえるのに、遠い。
懐かしい人なのに、知らない人。
どう言う事だ?
…俺は誰なんだ?
【遠くの声】
声の主var.
起きて!起きろ!起きてくれ!
なんで目を覚まさないんだよ!?
お前の体は頑丈だろ!?
この病院に来たら
すぐ治ったんだ
今回だって…
今回だって!!
俺たち親友なんだろ!?
なぁ!?いつも一緒って言ってるだろ
なのになんで…
ありがとうって素直に言えない事は謝るけどさ
起きろよ
いつも一緒って言っておきながらさ
俺を…俺を
なんで俺の代わりに…
死ぬな 死ぬな 死ぬな
一生一緒に生きてくんだろ
彼女を作った時は
抜け駆けだって言いながら笑って雑談するんだろ?
なぁ
戻って来てくれよ
孝 ち ゃ ん …
【ピー】
嘘 だろ…
プルルルル
プルルルルルル
なんだ
こんな時に…
「あ、もしもし?孝ちゃんのお母ちゃんだけど」
「孝ちゃん、残念ながらー」
嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ。
聞きたくない。聞きたくない。
「死んじゃったみたい」
そんなのとっくに知っとるわ。
その場に居たんだから。
罪悪感で押し潰れそうになる。
やめて やめて やめて
孝ちゃんと…アイツと…
友 達 に な ん て な ら な け れ ば
こ ん な 思 い を す る 事 も
な か っ た の に
【遠くの声】
【の別の物語】
「開けなさい!開けなさいってば!」
嫌だ。
「あら、この可愛〜い妹の言う事が聞けないの!?」
お前の声なんてもう聞きたくない。
扉も開けるもんか。
「早く開けなさい!」
開けないよ。
「ほら、お姉ちゃんなんだから妹の言う事を
きいてあげなさい!」
じゃああんたも私の言う事を聞いてよ。
私のお母さんなんでしょ?
私はただ1人で居たいだけ。
ほっといて
ほっといて
ほっといて!
そう思っていたら
2人の声はだんだん遠のいて来た。
いいぞ。そのままいなくなれ。
…誰かの声が遠くから聞こえる
誰だろう
忘れてしまった
まあいいか
どうでもいい事だ…
【春恋】
僕は、君に恋をしてしまった。
恋をしたはいいものの、
突然告白するにもまだ俺入学したばっかだから
先輩の君には全然知られてないし
ああああどうすればいいんだよォォォォ
ということで俺は君を見守る事にした。
てかこれ今思えばストーカー行為()
そして一年の時がすぎてー
君 の 卒 業 式 …
やばいやばいやばい
何もせずに終わっちまった
やばいやばいやばい
やり直せるならやり直したい
いや、ここで終わるのもなんだ
最後に告白しよう
もし万が一、万が一良い返事がもらえたら
リア充というヤツになれる訳だから!な!な!?
結果、ダメでした。
まあ当然だよな、うん…
次からはもっと、もっと攻めよう。
そうしよう。