私の作品

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【物語の始まり】

そうだ。
この物語はが生まれてから始まったんだ。
こ の 地 獄 の 物 語 は 。
お母さんは、妹が生まれてから
妹だけを愛する様になった。
私には構ってくれない。
妹は私の物を欲しがった。
その度にお母さんは
【お姉ちゃんなんだから】と
妹のわがままを無理やり通させた。
私は辛かった。
私の友達のぬいぐるみは、
10個あったのに3個に減ってしまった。
それなのにまだ欲しがるなんて
欲望が大きすぎるだろ。
私は1人の時間を欲しがった。
私の部屋で
ぬいぐるみと一緒に
本を読んでいた。
妹が扉をドンドン叩く。
「お姉ちゃん!ぬいぐるみ頂戴!」
ダメだってば。
1人でいさせてよ。
「お姉ちゃん!ぬいぐるみ頂戴!!」
うるさい。
「お姉ちゃん!ぬいぐるみ!!!」
うるさい…
「お姉ちゃんなんだから妹の言う事を聞きなさい!」
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい!!!!!
も う や め て
やめて やめて やめて
やめろ やめろ やめろ
私は
私の部屋に隠していた
ナイフを手に取り
この手で、
2人を
◯した。

4/19/2025, 9:35:16 AM