僕はあなたのことが愛おしくて愛おしくてたまらない
君はそれを知ってるし、君もまた僕のことが愛おしい
相思相愛だっていうのに
どうして君は「また会いましょう」
表裏は一体、生には死、出会いに別れ
別れは悲しく、君のいない時間は心が凍てつく吹雪のようだ
君と想い合う、ただそれだけで世界が色づき心は躍る
なのにどうして『再会』なんだ
出会って別れて、また会ってやっと『再会』なんだぞう
僕はこれっぽっちも、別れたいなんて、考えたこともないというのに
出会って別れてもう4、5年
まだまだ分からない君のこと
もっと知るべく、また会おう
意味というのは、物事それ自体に付いている、というよりはそれを観測した者が見出していくものだろう
例えば日本語で書かれた文章は、日本人には当たり前に読めても、日本語を身に付けていない外人にはまったく読み取れないものである
また、警察や探偵は犯行現場に残された僅かな痕跡から捜査や推理を進める手掛かりを掴むこともある
つまるところ、物事の意味の有無は、それを受ける者次第で変わるということだ
知識や経験を蓄え、意味のある人生を歩みたいものだ
もしもこの世に音楽がなければ
僕らは出会わずに済んだのに
嫉妬や羨望、怒りや喜び
心の底から、不安定な感情ばかり湧いてきて、今にも身体を突き破らんとして藻掻いている
けれどこの世には音楽があった
歌や旋律、リズムに音程
音が織り成す世界は、他の何よりも安らぎをくれた
希望や情熱、勇気と生き様
音楽がなければ出会わなかった
音楽があるから生き延びてきた
それが私で、それがあなただ
柔らかい雨、とは言われても
まったくピーンときやしない
柔らかいの逆、硬い雨
体より、心が傷付く硬い雨
痛くて辛くて悲しい哀しみ
それなら分かる。ような気がする
なるほどつまりそういうことかい
柔らかい、とはその逆で
優しく安らぐ楽しい喜び
あたたかな、陽の差す方へと降ってゆけ
どんなに辛くても
どんなに苦しくても
暗く冷たい孤独の中でも
それでも差し込む一筋の光
それだけで僕らは立ち上がれるんだよ
どんなに傷付く事があっても
どれだけ失う物があっても
それでも僕は追いかけ続けた
あの時感じた光が僕に
無限の勇気を与えてくれたから