9/19/2025, 10:15:35 AM
「秋色」
天気予報の20℃台の数字。
【#183】
9/19/2025, 10:13:35 AM
「もしも世界が終わるなら」
きっとそんなこと二十分後には忘れて
ふと外に出たときに
あ?なんか空変じゃね?
って写真撮った瞬間に
視界が光に包まれるんだろーな。
【#182】
9/15/2025, 3:11:35 PM
「センチメンタル・ジャーニー」
例え足跡が風に消されてしまっても
後ろを振り向けば
もうスタートが見えないほどの遠くに来ている。
何故歩き始めたのか、何故歩いているのか
戻らなければ分からない。
その理由を聞かれても
気づいたらこうしていたからとしか。
見えないスタートに戻るなんてなんて億劫。
後ろ向きに歩いたら転んじゃうかも。
途中道から外れ池に落ちてしまっても
それはそれで貴方だけの道のり。
【#181】
9/14/2025, 9:23:52 AM
「空白」
不協和音があるからこそ
綺麗な重音が更に引き立ち、
ミステリアスな何かを感じることができ、
曲名よりもっと深くへ
私たちを引き込んでくれるような。
完璧なだけの何かではなく、
時折人間らしい崩れが親近感を覚えるような。
【#180】
9/11/2025, 2:29:58 PM
「ひとりきり」
あの日一目見たあの子の姿に
宵、酔い、ヨイヨイ
あの日の曖昧な花火大会の記憶に
靡く髪ひとつ落として
花火の花弁と一緒に
散って血で地に
赤い薔薇を開かせた
指で赤い薔薇を撫でて僕は
そっと自分の舌をなぞった
【#179】