Love you
やっぱり偽りから始まった恋は
上手く実のらないんだなって思った
あの頃の君は先のことを諦めている顔をしてた
文章になっていた
そんなことを隠しているつもりになっている君に
はじめは偽りの『愛してる』なんて言ったんだ
それで状況が良くなるのならって
偽善と自覚しながら長い間生きていた
日につれて連絡もとらなくなって
時々交わす安否の確認だけになった
今は君のことが好きでいれてるのかもわからない
ただ『愛してる』なんて感情はもうなかった
ここから先、夢を見るようになった君と
自己嫌悪でいっぱいになった僕は
手を取り合うことさえできない
暗闇から抜け出した君はもう
沢山の心強い愛に囲まれているのを見て
数ヶ月後の今日、別れを告げることを決めた。
太陽のような
いつも笑顔な君
やっぱり笑顔な人は誰しも信じやすいし
一緒にいて辛い思いをするものはあまりいない
それを君は知っているのだろう
皆やりたがらないことも率先して
いつでも最前線で担いでる
でもそんな子にも涙はあったようで
寝るふりで皆を騙しながら泣いている
自分を騙しながら過ごしてその結果泣いている
なんて馬鹿で愛おしい
僕が時々月になろうと思った
きっと全ての光を見せなくすることは無理だけど
君の色を僕に少しのせてみれば
少しは君と一緒に僕も皆を引き寄せることが
できるかもしれない
0からの
ある昔、手の内には何も残っていなかった
数億人の数人に壊された
または、私が壊してしまったのだろうか
小さい頃の純粋な思想も
元は自信のあったことも何もかも忘れてしまった
一寸先も闇である今の私の立ち位置
立ち上がることはできるだろうか
私には何かを成す力はあるのだろうか
何も未知なことばかりでも
それでも希望をもっていくことを
1人であっても貫き通すことができるだろうか
同情
同情は多分善意で起こる感情だと思う
僕もそっち側にいた時はそうだった
この言葉は悩んでる人の気持ちを軽くして
心を開ける特別な贈り物だと思ってた
なのに今、
毎晩ベットの上で今日も生き抜いたって自分を褒めて
1人になっても泣けるように出来なくなった今なら、
その思考を後悔した
その1つ1つの言動、仕草、声音
全てがその人の心を追い詰めていたんだと
今でも心身ともに健全な人だからこそ見てほしい
表情は言葉よりも正直だ
泣きそうな顔、口角は笑っているのに目は泣いてる顔
そんな子が目の前にもし居るのなら
下手な言葉、気の利いた行動
そんなことはまだどうでもいい
まずはそっと、その子の頭を撫でて
涙も拭わずやさしく抱きしめてあげてください
枯葉
夏を終えて、秋の足跡見つけた
山の頂上はほんのり紅く照れている
暑い季節を精一杯に乗り越えて
自分の生を自ら閉じようと
最後に少しひらひら踊る
脆くても、時間の流れを私たち以上に知っている