Mona

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6/4/2024, 10:41:21 AM

頭が痛い目がチカチカして気持ち悪い
何だかいつも広く感じる部屋がいつもより
狭く感じる 深呼吸をして前を向く
ちょっと落ち着いたと思えば喉から何かが
上がってくる
ウッっと口を手で塞ぐが耐えきれなく布団の上に
吐き出す
服も布団もベタベタだがそのまま仰向けになり倒れる
天井を見ながら ふと頭に浮かんだ事が口に出る
「あぁこのまま壁と天井に押しつぶされそう…」
嫌だなぁだけどそのほうが楽なのかなぁ
親が両方が中学の時に亡くなり
一人暮らしでお金もないから学校にも通えず
高校の歳になりバイトを始め衣食住だけ必死に
働き何個もバイトを掛け持ち 
それで思いっきり体調まで崩した

狭い部屋で病院にも行ける体力はなく
救急車を呼ぶのは嫌で
あぁ結局は自業自得か…
きっとお母さんとお父さんは怒ってるだろうなぁ
お父さんは過保護だからなおさら
お母さんは…きっと泣いてるだろうなぁ
自分が先に居なくなってしまったせいだって
お母さん自分のせいにして…笑ってて欲しいのに
いつも本当にどっちも私には勿体無いくらいの
親だよ…あぁ狭いなぁいつも広いはずの
この部屋が狭いよぉ(泣)

一人には本当に思い出がありすぎて辛い
ねぇ頑張って守ってたんだよお母さんとお父さんが
残してくれたこの家…
なのに待っても待っても帰ってきてくれないから
何だか狭くて…苦しくて感じて寂しくて
体調まで崩しちゃたし私もそっちに行きたく感じて
でもそっちに行ったらお母さん達は怒るから
もうちょっと頑張らないとって…
頑張るから待ってるから
こんな狭い家にもう一人置いて行かないで…




題 【狭い部屋】

5/26/2024, 7:20:18 AM

暗く寒い雨が降る夜 細い十字路の道を曲がり

僕は、一歩そしてまた一歩進む何だか  
背中をつきつきまとうような気配がするが 
気にせずにまた歩き出す

歩いても歩いても中々家につかないふと
さっきまでつきまとっていた気配が遠くなっていく
なぁんだてっきり自分の後をついてきたと思って居たのにただの勘違いのようだちょと悲しい

そう思いながらもまた歩く 歩いていると雨の音が
だんだんと
強くなっていく 雨の音暗い道
もしこのまま降り続いたら
この町ごと沈むのだろうかとふと思ってしまった
きっと僕は、不安になっているのだだろう

家につかずにさっき別れた彼女の家についたので
気になって

スマホを取り出す画面を開いてみると
彼女の写真が画面に写っているその時雨はまた
強くなった
もしかしたらこの雨は僕の心なのかもしれない

彼女の家から少し離れ

このままじゃ家につかないので
アプリで道を見る事にした
アプリを開らいてそうかと
自分は何故か無意識に彼女の家に
向かっていたらしい
あぁだから家につかないのか
と納得してアプリを見ながら家に帰る

次の日の朝は暑いくらいに晴れたが
僕の心の中の雨はずっと降っていて止まない



題【降り止まない雨】

5/25/2024, 8:34:06 AM

数年前の僕へこの手紙を送ります 

多分君はいろんな人の背中を追っては挫け
追っては置いて行かれて
憧れの人にすら見てもらえていないのかもしれません
でもそこで立ち上がってめげずに突き進んでほしい
きっときっとその努力は報われるはずだから
確かに才能とかは無いのかもしれないけど
嫌になるかもだけどその道を突き進んだ君が居たからこそ今の僕が居る

ねぇ独りぼっちで悲しくて苦しくて誰かに
見てもらいたくて泣いてる子供の頃の"僕"大丈夫
いつか来る未来君には沢山の愉快な仲間が出来てるから
本当に毎日がうるさくってでも楽しくて
たまに喧嘩とかしちゃうけど それで
仲直りとかなかなか
出来なくてさ他の皆に迷惑とか、かけちゃたりするけど

皆にあたっちゃた事とかもあるけど僕のことを
嫌う事はなかった冗談で嫌いとかは、言ってくることは
あるけどね それでもそんな仲間達が大好きなんだ

ねぇ君もそろそろ泣きつかれたんじゃない
ほらそろそろ涙を拭いてそしてまた立ち上がって
諦めずに進めばきっと皆に会えるはずだから

それまでは足掻き続けて僕と皆に会いに来てよ
あの頃の弱虫で泣き虫な"僕"

大人になった君より

題 【あの頃のあなた】

5/24/2024, 9:38:48 AM

赤く染まった時計の針の音が響く部屋
あぁまたかまた..駄目だったのか
もうこれで何度目だろう
何度足掻いても足掻いてもだめだった 

なんでどうして..
やり直すたびに吐き気がした
苦しくて苦しくてもうやめようかなって
だけど諦めきれなくてアイツから逃れられるわけ
無いのに
分かってるはずなのに..
ねぇなんで僕たちはただまたあの日みたいに皆で笑って居たいだけなのに
あぁもう涙すら出ないよもう辞めたいはずなのに
時間を戻す手が止まらない

カチッと音がするその瞬間
目が覚める
「あぁまたここからか」
と独り言を言っていると部屋の外から足音が聞こえてくる
「にいさま!にいさま!!」
と一人の少女が部屋に入って来る
「どうしたのリリー」
この子の名前はリリー僕の妹だそうとっても大切な
僕の妹
「あのねこれ!」
何やら刺繍の入ったハンカチを渡された
「これは..何かな?」
と聞いてみると
「にいさまにお守り!」
「そっかお守りかぁ」
「あのねおにさま今日遠いところにお仕事に行くんでしょ」
「そうだね..」 
「だからお仕事うまくいくようにお守り!」
「ありがとうきっと役に立つよ」
そうしてしばらく話し終わったらリリーは
部屋の外に出て行ってしまった
そうきっと役に立つ
だけどねリリー
僕の運命からは逃れられないんだ
「ごめんリリー」


題【逃れられない】

5/22/2024, 8:43:58 AM

日記8月17日【夏乃ユウ】

今日思った事
夏になるとボーっとする回数が増える気がする
でもそれはただボーっとしているんじゃなくて
考え事をしてるだけ 
扇風機の前でラムネを飲みながら毎回こんな事を考える

あぁ今日も疲れたなぁとか
夏は好きだけどこれだけ暑いと動きたくないとか
夏休みの宿題そろそろやらないとなぁとか
まぁ大体は単純なことしか考えてない

でもたまに…

高校に上がってから確かに楽しいことや辛いこと
が増えた気がするけど中学の時よりはマシかなぁ

まぁ友達とか言える人は結局まだできてないけど…
それはそれとして
人生何があるか分からないもん大丈夫だよな
とちょと不安になったりもする
そんな事を考えてため息を吐く
「はぁ」
そのまま横に倒れると目の前にラムネの瓶が
目に映る

中にあるビー玉をジッと見て
「きれいだなぁ…」
と口に出る あぁいいなぁ私もビー玉みたいに
透明に慣れたらなぁ
そしたら色んな人に綺麗って
言われるかなぁ そんな事を考えていると
目から涙がこぼれる
「何か疲れてるなぁ私…」
と声に出し
夏の暑い日差しの中そよ風が風鈴の音を鳴らす
そんな中私の手には透明な飲み終わったラムネ瓶と
中のビー玉一つ
瓶を離し一人部屋の中で眠るそしてまた明日
ラムネを飲みながら
私は透明なビー玉に目を奪われるのだろう

題【透明】

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