【好きな色】
赤、青、黄色…
この世には沢山の色がある
この世に存在する色を全て言うことは出来ない
僕が好きな色は…
白…
何色にも染まらない
どの色にも馴染む事が出来るから
【落下】
落ちる落ちる
下へ下へ
落ちる落ちる
花が
落ちるとき
君と目が合った
高層ビルの窓の向こう
君はとても笑顔だった
【好きな本】
僕の好きな本は現代文だ
と言ってもココ最近の小説じゃなくて
明治~昭和、平成ぐらいの小説や詩だ
代表的な作者をあげると「芥川龍之介」、「石川啄木」、「綾辻行人」などだ
特に内容を覚えている小説は「太宰治」の〚人間失格〛という小説だ
僕がこれを初めて呼んだのは中学1年生の時だった
僕はそもそも文学には興味がなかった
アニメを見るのが大好きないわゆるアニヲタだった
ただ、小学2年生の頃から物語で登場人物の心情を考えることだけは得意だった
では、なぜ僕が「太宰治」や「与謝野晶子」などの小説や詩を読むようになったのかというと
僕が好きなアニメが小説の表紙だったから
だだ、コラボ表紙を集めたい、そんなヲタク思考(?)からだった
今まで僕が読んできた小説はどれも、原作はゲームのものが多かったので読んでも深入りすることは無いだろうと思っていた
だが、いざ読んでみるとどうやら内容が当時の僕に刺さったらしい
それ以降、僕は色々な作者の小説や詩を嗜んだ
日本文学以外にもアメリカの
「エドガー・アラン・ポーの〚モルグ街の殺人〛」
「ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの〚狂気の山脈にて〛」
ロシアの「フョードル・ドストエフスキーの〚罪と罰〛」
などの海外の小説にも興味を抱いた
最近の僕が欲しい本は少し引かれるかもしれないが「京極夏彦さんの〚虚実妖怪百物語 序/急/破〛」という少し長めの小説だ
なぜかというと『序』は読んだことがあっても『急』や『破』を読んだことが無い、近くの本屋に行っても『序』しかない
そういえば古本屋に『序/急/破』があったなと思って次行く機会があれば買おうという僕の考えだ
あの本は普通の本と比べると比じゃないくらいに分厚いからなかなか買う人はいないと思う
僕がこれまで読んできた本のなかでいちばん長い本は「綾辻行人さんの〚Another〛」だ
それでもきっと京極夏彦さんの〚虚実妖怪百物語〛の方が読んだ合計時間が長くなるだろうと思っている
【岐路】
目の前にはとても頑丈な壁がある
僕は何も持っていない
あるのは僕の身体と知能だけだ
一度周りを見渡した
一見壁しかないと思ったがうっすらと1本の光の筋のような道が見えた
僕は迷いなくそこに向かった
未だに決まらない将来のために…
【狭い部屋】
パチリと目を開けた
暗い、狭い、扉も窓も無い部屋だ
けど、僕はこの部屋から出る方法を知っている
ただその方法を試さないだけだ
もう少し、もう少しだけこのままがいい…