'25年6月20日 好き、嫌い、
まだ未熟だったから、表面的なカッコ良さや可愛らしさに惹かれることがあったよね。
ちょっと強引なところがカッコ良かったり、少しワガママだけど憎めない可愛らしさがあったり。
自分が成長するにつれて、それは相手のことを考えてしている行動なんだろうか、自分ならそんなことできないな、と思うようになってしまって。
今まで好きだったことが嫌いになってしまう。
好き、嫌い、なんて不安定な言葉。
そう簡単には言えないと思っていた頃もあったな。
そんな時期も通り過ぎて今では、難しく考える必要はない。
好きなら好き、嫌いなら嫌い。
その都度変わってしまうのもアリだと思うよ。
'25年6月19日 雨の香り、涙の跡
'25年6月18日 糸
'25年6月17日 届かないのに
言わなくてもわかるよね。
会う度にそれとなく態度に出してたよ。
でも、それじゃ伝わらない。
ちゃんと口に出して言わないと届かないのに。
頭の中では、心の中では何度も言ってたのに。
そして、手に入れる前に手放した思いは、宙を彷徨っていつの間にかなくなってた。
何度も繰り返して今はわかる。
大事なことは必ず直接届けよう。
'25年6月16日 記憶の地図
子供の頃を同じように過ごしてきたはずなのに、姉と私では記憶がちょっと違うことがあるのよね。
私から見ると、姉はいつも新しいものを買ってもらえるのに私はお下がりばかり。
それに自由奔放で楽しそうで羨ましいと思ってた。
でも姉からすれば、お姉ちゃんだから我慢しなさい、と言われることが多かったらしい。
それに周りは、まだ小さい妹ばかり可愛がるから羨ましかったと。
記憶の地図はお互いが自分だけの目線で描かれていたみたい。
大人になる過程で色々な経験をし、自分なりの価値観や常識の物差しが加わって、まるで違う地図になってしまっているところもある。
どちらが正しいとか間違っているとかではなくて、人間の記憶なんてこんなもんだよね、と笑い合うしかないよね。