'25年6月2日 傘の中の秘密
'25年6月1日 雨上がり
久しぶりに日曜日の図書館へ行ってみた。
思いのほか子供達が多くお母さんやお父さんと楽しそうに絵本や児童書コーナーで本を選んでいる。
私も書棚を隅から隅までゆっくりじっくり見て回る。
図書館には今はもう本屋さんに並んでない本が文庫ではなく単行本で並んでいるのが良い。
最近気になっているのは昔の詩集。
小さいのに表紙がしっかりとしていて詩をすごく大切に収めているような気がする。
経営者の人達のお薦め本を紹介する記事の中に出てきていた詩集を見つけた。
これも小さくて表紙には絵なんかなく古い旅館の浴衣のようなデザインの装丁。
そこに詩集の題名が太めの明朝体で書かれてある。
探していた本が見つかったときの胸が空くような感じがいいよね。
借りた詩集を大事にカバンへ入れて図書館を出ると雨上がりの匂いがした。
'25年5月31日 勝ち負けなんて
'25年5月30日 まだ続く物語
いつ終わってもおかしくない間柄だった。
友達ではなく知り合い程度。
毎月1回所用で会うことがあり回数を重ねるうちに親しくなる。
といっても知り合い程度。
どこか知らない町を歩いていて偶然バッタリ会えば少し嬉しいかも。
でも普段は存在すら忘れている。
月1回がだんだん回数が減り今は年に数回。
不思議な縁はまだ続く物語の結末をどうするつもりなのか。
もっと昔に出会っていたらどうなっていたかな?
そんなこと言われても遡って出会いたいとは思わない。
出会うべき時に出会っていたのだ。
人生なんてそんなもんだよ。
'25年5月29日 渡り鳥
好奇心が強かったのかも知れない。
初めて就職した会社から数えて何回の転職を経験しただろう。
転職理由には色々あったけど、色んな仕事をしてみたかったんだよね。
渡り鳥のように飛び回った私は履歴書の職歴だけが増えていく。
一つのことを極めたことがなくて自信を持てない時期もあったな。
でも一度の人生だから悔いのないように。
最終的に今の会社に入って10年以上になるよ。
仕事は初めて就職した会社と同じ業種なのよね。
やっぱり若い頃に身に付けたことが今の私を助けてくれたんだと思う。
これからは仕事じゃなく色んな趣味を渡り歩いてみようかな。