'25年3月20日 手を繋いで
高校生の頃、体育祭が終わると3年生だけが運動場に残りフォークダンスを踊る、というイベントがあったの。
3年生になって体育祭が近づいてくると、体育の授業中にフォークダンスの練習をする日が一回だけあるんだよね。
普段の体育は2クラス合同で男子と女子に分かれて授業を受けるんだけど、その時だけは男女合同で。
運動場に大きな輪を作って内側が女子、外側が男子になったら先生が「人数確認するから男女ペアで手を繋いで。」
ちょっとみんなドキドキするよね。
先生が「はい、ここから!」って無理矢理手を繋がせると徐々にペアができてゆく。
でも女子が少しずつ後ろにずれてきて、結局女子の方が多いから何人か男子役にならないといけなくなっちゃってね。
背の高さとキャラクターを見て男子役になった中に私もいたよね。
さっきのドキドキを返して!と心の中で思いながら、それなりに楽しく練習できたけど。
体育祭当日は先生方が男子役になってくれて、私も無事に女子として踊りました。
記憶の奥から久しぶりに出てきた青春の1ページ。
'25年3月19日 どこ?
とりあえずこの引き出しに入れておこう。
使うのが勿体ないから今はしまっておこう。
いつか必要になるかも知れないから捨てずにとっておこう。
そしていつか私は自分にこう言うの。
「どこ?どこにしまったの?」
自分で片付けたのに忘れてしまったら、もう誰にもわからないよね。
方向音痴で外でも道に迷うし、家の中でも探し物でさ迷っている私です。
'25年3月18日 大好き
『大好き』なものは何かと考えた時に、食べ物の中から探そうとしてしまう私は食いしん坊なのでしょうか。
高校生の頃、友達の付き添いで占いに行った時、私は見てもらうつもりはなかったのに占い師さんに言われたことば。
「あなたは一生食べることに困らないだろうね」
それが何かの暗示になったのかも知れない。
誰かにご馳走になったりお土産で美味しいものを頂く機会が多いような気がする。
そして私は好きなものでもそうでなくても、いつも笑顔で「ありがとうございます!」と言って遠慮なく頂くことにしているの。
食べ物を断るのはなんか悪いような気がするんだよね。
そんな私が大好きな食べ物は…多すぎて1つに決められません。
ちなみに今日はお土産で頂いた明太子が美味しかったです。
'25年3月17日 叶わぬ夢
そんな大それた夢なんてなかったんだよね。
親戚で集まると年下の従妹が多くて私が子守り役みたいに面倒みることが多くてね。
みんな可愛いから全然苦じゃなくてむしろ楽しかったから、大人になったら幼稚園の先生になりたいなぁと思ったりしたけど。
でも成長と共に小さい子供と遊ぶ機会も減って、部活も頑張ったけど自分の実力もわかってたし、
現実を見るようになったら普通に会社に就職してたな。
学校や親からも夢は?自分のやりたいことは?とか聞かれたことないし、全部自分で決めてそれなりに生きてきた感じかも。
夢や目標に向かって一生懸命になること。
今からでも遅くないと人は言うけれど、若い頃に経験してみたかったな。
今となってはそれが叶わぬ夢かも知れない。
'25年3月16日 花の香りと共に
子供の頃から叔母さんによく似ていると言われてたし、私もその叔母さんが大好きだったの。
小学校に上がる前から1人で泊まりに行ったり、大人になってからは悩み事があると叔母さんに会いに行ってたな。
いつも花を欠かさない人で特に好きなのがカサブランカ。
花粉が服に付かないようにあらかじめ取った方がいいことも、叔母さんから教えてもらったの。
昔から身体が弱かったけれど、突然のお別れに母も私も本当にショックだったんだ。
大好きなカサブランカを、花粉もちゃんと取ってたくさん飾ってあげたよ。
花の香りと共に思い出すのは、叔母さんの笑顔とあれから何年経っても色褪せない思い出。